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「俺の事・・好きって思ってくれてんのやったら、ずっと俺の事だけ考えてて？・・・余計な事考えんでええし・・俺の事好きって・・それだけでええねん」
斗亜の腕の力が強くなって、胸に少し圧迫感を感じるけど、それは抱きしめられているからか、それとも斗亜の言葉が痛々しく感じてしまうからか。
「うん・・・そうやねんけど・・・でも・・」
今度は言葉の途中で唇を塞がれた。
急なキスに驚いて慌てて唇を離すけど、斗亜の唇は追いかけてきて、逃がさないように後頭部を押さえて唇を重ねる。
離れようと首を左右に振るけど、キスが深くなっていく。
私の質問に答えたくない聞かれたくない。俺の言う事聞いといてくれたらいいって、そう言ってるような、そんな強引なキスで息が上がる。
だけどこのまままた流されたら、また斗亜を見失う気がして、斗亜の腕を掴んでなんとか唇を離す。
「ちょ・・斗亜、聞いて？」そう言うも、拒否されたのが気に入らなかったのか「なんなん？何で嫌がんの？・・・俺の事好きなんちゃうん？」
数センチの距離の斗亜の顔が、険しくて哀しそうで辛そうになってて、なんて言葉を返して良いかわからなくなってしまう。
「・・・好きやで？・・嫌がってないけど、わかってよ？・・・こんな無理矢理なん・・斗亜らしくない」
「・・・俺らしいって何？・・・・これが俺やで？」
そう言いながらゆっくりフローリングに押し倒されていく。
その顔はやっぱりさっきまでの柔らかい表情は残っていなくて、鋭くて影のある憂いた表情で、そんな大人な表情の斗亜は、私の知らない人に見えた。
「いつまで可愛い斗亜や思ってんの？・・・何で今、目の前にいる俺を見てくれへんの？」
斗亜の口から出たその言葉に頭を殴られたような気持ちになって、胸が締め付けられるように感じた。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
