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「・・・いや。・・俺もはっきり言わんでごめん。・・・あと・・・ほんまはちょっとやろうかなって思ってごめん」
「・・・・せっかく格好良かったのに・・・台無しやん・・」
そう言って笑った麻美にホッとして「手首・・・ごめん。力入りすぎた」って言って手を離して上半身を起こすと麻美も起き上がって僕に抱きついてきた。
「斗亜・・・やっぱり好きなって良かった」って満面の笑みで言ってきて「・・・ほんまに、こんなやつのどこが良かったん？」って軽く抱きしめ返す。
「一年の時、自分から告白したらよかったって・・・ずっと後悔してた。・・・人の気持ちは変わってくのに、斗亜はずっと私の事好きでいてくれてるって思ってた」
麻美を抱きしめたまま麻美の言葉を黙って聞く。
「彼女になれへんかったけど・・・斗亜にとって大事に想ってもらえる存在やったって・・・わかって良かった」
麻美がゆっくり顔を上げて僕を見る。
「自分の事、こんなやつとか言わんといて？・・私、斗亜と一緒にいて楽しかった。・・・頑張って斗亜と同じくらい好きになれる人探すわ」
そう言う麻美が今までで一番可愛く見えて、無意識にキスしてしまった。
急にキスされて麻美はキョトンとした顔をしていて「あ・・ごめん。無意識にしてしまったわ」って言うと「・・・それ、どんな感情？・・・斗亜のそーゆう所が嫌いになれへんねん」って睨まれた。
抱き合ったまま顔を見合わせてお互いフッと笑った。
僕は麻美とこんな感じの空気感で三年間ずっと一緒にいて、最後の最後で取り戻せて良かったって、変わらない麻美の笑顔を見てそう思った。
どちらからともなく、何事もなかったかのようにテレビをつけて二人で寝転びながら見ていると急に部屋のドアが開いて莉子が入ってきた。
「こっちにいたん？二人して全然帰ってこーへんからどこ行ったんかと思ったわ」
「あーごめん。売店行ってこっちでテレビ見てたわ」
寝転んでくつろいでる僕らを見て莉子は穏やかな顔で「仲が良いことで」って嫌味を言ってきたから「俺ら酒飲まへんからこのままここで寝るわ」って言って、麻美に「俺ら仲良いしな？」って言うと麻美は大笑いして「うん。仲良いしもう寝るわ」って返す。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
