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「・・・・・怖がってんのにできひん」
「怖がってへん。・・・初めてやし、どうしていいかわからんだけ・・」
「相手が麻美の事ちゃんと好きって思ってる人とやったら、初めてでも麻美そんな顔せーへんと思うで？」
自分がどんな顔してるかわからないけど、僕の言葉に麻美は目線を下に落とす。
「・・・でも・・私は斗亜としたいって思ってる。・・・斗亜が私を好きじゃなくてもそれでもいい」
僕の言葉に納得いかない返事を返しながら小さく唇を尖らせる。
「・・・そんな事言わんといて？・・・そんなんでやっても結局傷ついて割り切れんやろ？」
「やから、それでもいいって言ってんの」
言い合いになって麻美が泣きながら僕を見る。
なんで僕が止めたのかわからないって顔してる。
「・・・私の事好きちゃうんはわかってるけど・・・そんな私魅力無い？」って、全然見当違いの言葉が返って来て、イラっとした。
「お前・・ほんま面倒くさい女やな」
つい思った言葉が出てしまうと「・・なにそれ。・・私が傷ついても良いって言ってんのに、よーわからん理由付けて止めたんそっちやん。」って返って来て、思わず麻美の手首を掴んで布団に押し倒す。
「・・・なんでわからんの？・・・麻美が大事やからできひんって言うてんねん。・・・傷ついて良いって・・・良いわけないやろ。・・・頼むからこれ以上俺にお前の事傷つけさせんといて・・・」
麻美に対するいろんな感情が爆発して、麻美の手首を掴む力が強くなって、麻美が驚いて僕を見ている。
「魅力無いわけないやん。・・・気持ちいらん相手やったらなんぼでもできるで？・・・でもちゃうやん。・・・麻美はそうじゃないやん。・・・彼女ちゃうけど大事なん・・・わかってよ」
感情のままに話す僕を見るのは初めての麻美は、僕の言葉を驚いた顔で聞き続けて瞬きもしないで涙を零していた。
「・・・ごめん。・・・そんな想ってくれてたん・・・わかってなくて」
麻美が独り言のように言葉を溢す。
麻美の言葉にゆっくり自分の感情が落ち着いていくのがわかって、平静を取り戻していった。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
