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絶叫系の種類が多いテーマパークに来ると、絶叫マシンに乗れる組と乗れない組にいつも自然に別れて移動する。
僕や麻美は絶叫マシンは得意でいつも乗れる組だったけど、移動し始めてから「最近絶叫苦手やねん」って言って乗れない組に混ざった。
「最近苦手とかあんの？」って乗れない組の莉子に言われたけど「元々めっちゃ得意ってわけちゃうねん。・・・先輩に何回も付き合わされて乗れるようになっただけやし」って返すと「・・・ふーん。・・そっか」って曖昧な返事が返ってきたけど、それ以上特に何か言われることはなかった。
麻美と一番仲の良い莉子からしたら、いつも麻美と一緒に絶叫マシンに乗ってたくせにって思っていると思うし、友達として僕に言いたい事もあると思うけど、何も言わないし聞かない莉子は大人だなと思った。
「莉子さ・・・いろいろ迷惑かけてごめんな」
「・・・・ほんまな。・・麻美は親友やし一番の味方やけど・・・でも斗亜かて私にとっては仲良い友達やし、どっちかが悪いとかでもないやん？」
あ、彼女いたん言わんかったんは斗亜が悪いで？って怒られた。
グループの少し後ろで並んで歩く莉子が淡々と話す。
莉子はどっちも悪くないって言ってくれるけど、あの時、ちゃんと断らなかったから麻美を余計に傷つけた。
男女の友情なんてなかなか成立しないし、最初は期待してなくても期待させる態度取られたら誰だって期待する。
わかってたのに、僕は大事な友達にそういう態度を取っていた。
麻美はただ、僕の事を好きでいてくれただけなのに。
「斗亜。・・・もう麻美と連絡取らんつもりなん？・・大学行ってもブロックしたまま？」
莉子の言葉で、僕が外部に進学することを麻美は莉子に言ってない事に気付く。
僕が他の人にわざわざ言うつもりがないと知っていたから、莉子にさえも言わなかったんだと思うと胸が痛かった。
「ごめん莉子。・・・俺、上に進学せんねん。・・・他の大学受かってん」
「え・・・そうなん？・・・・そういう事か」
僕の言葉に驚きながらも何か腑に落ちたような返事をした。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
