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そんな事を言ってくれる彼女に逆に捨てられないように僕自身ももっと人として成長したいし、逆にこんな些細な事は僕らの関係にとって大した事じゃないくらい、やっぱり信頼関係ができてる事が嬉しくもあったけど、もしも仮にこの先彼女を失ったら僕は一体どうなるんだろうって、ちょっと怖くなってしまった。
お互いの気持ちが変わってしまって離れたり失ったりするのは仕方のない事だと思う。
それは、お互いの気持ちで出した結果だから。
だけど、僕らの世界の事を僕ら以外の何かで壊されてしまう事ほど理不尽な事は無いと思う。
そんな未来ができれば来ないように願うけど、こればっかりはどんなに気を付けてもわからないのも本当はわかっていて、もしかしたら明日にでもどこかで僕らの事がバレてしまう事だってある。
誰かを好きになったと同時にやってくる、終わりの始まり。
それはアイドルとか関係ないけれど、これじゃあ終わる為に付き合ってるような気持ちになる。
僕はただ、彼女の楽しそうに踊る姿を一番近くで見ていたい。
特別を作るのが怖かったけど、傷ついてもいいから特別になりたいと思った彼女と、この先も一緒にいたい。
もしも彼女と別れる日が来たとして、また誰かを好きになる未来があるかもしれないけど、僕はこの先も彼女がいいって、もう思ってる。
「・・・なぁ？ヒナさ・・・この先も俺と一緒にいたいって思ってくれる？」
唐突に聞く僕の顔を振り向きながら見てきて「え？うん。思ってるよ？」ってさも当たり前のように返してくれる。
「ほなさ。・・・もう結婚せーへん？」
そう言う僕の顔をポカンとした顔で見る彼女を可愛いなと思いつつ言葉を続ける。
「そりゃな、まだ公に公表できるほどのアイドルちゃうから内緒になるけど・・・もう籍入れてしまわへん？・・・・なんか、この問題って、ずっとついて回るやん？・・・俺もうヒナが良いって思ってるし、じゃあこれループし続けるん意味ないなって思ってんけど・・・どうやろ？」
思い付きで言ったように聞こえたかもしれないけど、結局はそういう事だと思ったから正直に伝えてみたけど、いきなり突拍子もない事を言われた彼女は、しばらく難しい顔をして沈黙していた。
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山西 陽朔 - あなたのような才能ある方は、南無妙法蓮華経と唱えて仏となり幸せな人生を歩んでくださいね (2023年4月30日 17時) (
レス) id: aaea05e353 (このIDを非表示/違反報告)
山西 陽朔 - あおさん、南無妙法蓮華経と唱えればあなたは仏になれます。 (2023年4月30日 17時) (レス) @page1 id: aaea05e353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年4月28日 11時
