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撮影オッケーなら間違いなく彼女を撮り続けたと思う。
それくらい彼女の全身から出る、ダンスが好きという気持ちが伝わって、人間本当に好きな事しているとこんなに綺麗なんだなと思うくらい彼女は綺麗だった。
エンディングの後、出演者がステージから出てきて観客と談笑していて、僕はチラシと一緒に挟まれていたアンケート用紙をヒナちゃんに渡した。
観客と話していた彼女が僕に気づき、アンケート用紙を受け取りながら僕の目をジッとみてきた。
「・・・どうでした？」と始まる前僕に見せた自信ありの顔と違い、少し困ったような心配するような顔を見せた。
「最後まで席立とうと思わんくらい、楽しいショーやったで」と言うと彼女はホッとしたような安堵の笑顔を浮かべた。
「ええもん見せてくれてありがとうヒナちゃん」そう言い彼女に右手を差し出すと、彼女は右の太ももで右手を擦り、僕の手に重ねた。
「プロの人にそう言ってもらえて嬉しいです。・・こちらこそありがとうございました」と、しっかりした挨拶をもらい「ほなまた」と言って会場を出た。
時刻は本来の仕事終了予定時間で、今日早く仕事が終わったのはまさに彼女と出会うために空けられた時間だったのかと思った。
しばらくすると電話が鳴って、登録のない番号だった。
通話にすると、ヒナちゃんだった。
アンケート用紙に、作品の感想と携帯番号を書いた。
書いた番号の下に、ヒナちゃん電話くださいと添えて。
思えば何でそんな事をしたのかわからないけど、続きが見たかったんだと思う。
舞台の上で見えた、彼女の背中の羽の行方を。
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山西 陽朔 - あなたのような才能ある方は、南無妙法蓮華経と唱えて仏となり幸せな人生を歩んでくださいね (2023年4月30日 17時) (
レス) id: aaea05e353 (このIDを非表示/違反報告)
山西 陽朔 - あおさん、南無妙法蓮華経と唱えればあなたは仏になれます。 (2023年4月30日 17時) (レス) @page1 id: aaea05e353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年4月28日 11時
