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「でもヒナちゃんSNS苦手やし、芸能人なるのにも、入る事務所でまた違うやろうし・・・ってなると、他の方法ないかなーとかなるしな」
ヒナちゃんの後頭部がコクコク頷いていた。
多分、今僕が言った事は、とっくに考えていただろう。
体育座りして膝の上に置いている両手を、後ろから抱きしめた手で包みながら話を続ける。
「正解のアドバイスなんかでけへんけどな・・・もし俺がヒナちゃんやったら、今考えられる、やってみたい事で出来る事から順番にやるわ」
包んだ僕の手を指でフニフニ摘まみながら「・・・どういう事？」とヒナちゃんが返す。
「ん−？・・せやから、正解わからんし、思いつく自分のやりたい事やっていく戦法や」
少し得意げな感じで答えると「戦法て・・・ヒナ何と戦うん？」って笑った。
「・・・未来が不安な自分と？・・かな。・・・思いついてんのにやらへんのは何でやろう？から考えて、物理的にできひん事は難しいけど、気持ちの面で躊躇してる事やったら、躊躇する部分を徹底的に考えてやってみる方向に持ってく」
ヒナちゃんは指で遊びながら、ゆっくり僕の方へ顔を向ける。
「・・・一歩踏み出すんは怖い時もあるで？俺もSnow Man入るん怖かったし、前に言うてたように、何回も無理やって思ったしな。・・・今こうやってここにいるけど、やっぱあの時踏み出さなわからんかったわ・・勿論、こんな未来なるかもわからんかったけどな」
「正解や成功は、結局何か動かんとわからんなーって、今の俺はそう思う」
僕の指で遊ぶヒナちゃんの指を絡めながら「とことん自分の気持ち突き詰めていき？・・俺はいつでもヒナちゃんの味方やし、いつでも話聞いたるから」
そのままこっちを見てるヒナちゃんに顔を近づけて唇を重ね、絡めた手に力を込めた。
「大阪からここに来たんや・・・ヒナちゃんは自分で選べる」
ゆっくり唇を離しそう話すと、ヒナちゃんは手を握り返してきてもう一度ゆっくり唇を重ねるとそのままキスは深くなって、年齢差とヒナちゃんの見た目の幼い感じに、何か悪い事しているような気になるけど、舌を絡めながらそっと目を薄く開くと思ったよりも大人な女の顔した彼女が見えて、ドキッとした。
彼女の表情は普段でも舞台でも豊かで、僕と深く濃いキスをする彼女の顔は、しっかり僕を受け入れている顔をしていて、今までどこか躊躇っていたけど彼女を抱きたいと思った。
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山西 陽朔 - あなたのような才能ある方は、南無妙法蓮華経と唱えて仏となり幸せな人生を歩んでくださいね (2023年4月30日 17時) (
レス) id: aaea05e353 (このIDを非表示/違反報告)
山西 陽朔 - あおさん、南無妙法蓮華経と唱えればあなたは仏になれます。 (2023年4月30日 17時) (レス) @page1 id: aaea05e353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年4月28日 11時
