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プロポーズの次の日、会議室で廉くんと動画の編集してると、外回りから帰ってきた斗亜が「戻りましたー」って声を掛けてきた。
俺と廉くんは、おかえりーって普通のテンションで返したけど、斗亜の返事が無くて入り口に目をやると、めちゃくちゃ顔を赤くして目を丸くして口を開けたままの斗亜が会議室のスクリーンを見ながら立ち尽くしてた。
しばらく2人で斗亜の顔を見てたら「、、、、、え？ちょ、、、は？」なんて、いつも以上に語彙力無くした斗亜が、口をパクパクさせてる。
バカでかいスクリーンに自分のプロポーズシーンが流れてたら、そりゃそうなるよな。
しかもメインのカメラとサブに4台分の映像。
「安物の割には綺麗に撮れてんで？なっちゃんアップにしても美人やわー」
淡々と感想を述べながら作業する廉くんを見て「ちょっ、、、ほんま待って？あかんてほんま」ってスクリーンを指差しながら斗亜がこっちに向かって来る。
「大丈夫、斗亜もいつもの倍は男前に見えるし。、、、あ、でも、ほんまあのまま続きやってたらヤバかったなぁ？」
そう廉くんが言った瞬間、自分が何したか思い出したのか「わぁー！ほんまに無理！！消してマジで！」って斗亜が会議室で叫ぶけど、該当シーンはそのままスクリーンで流れた。
俺らの前で机に倒れ込んで涙目になりながら「ほんまエグいって。、、、最悪や」って斗亜が呟く。
「でも、最後チューで終わったから良かったけど、あのまま続きしてたら流石にマズかったで？」
どうするつもりやったん？って廉くんに聞くと「せやから20時にホテルのレストランの予約取ったんやん。19時半に待ち合わせやし、やる時間無いやろ？」って返され、成程なぁと納得した。
「で、2人がレストラン行ってる間にカメラ回収や。完璧やろ？」
廉くんの説明を机に突っ伏して聞いてた斗亜が「、、、なんなん？なんの用意周到？、、、こんなん撮ってどうするんよ？」って項垂れてる。
「え？お前が出した企画書の参考資料やん？編集して制作班に見せるやつ」
淡々と編集を続ける廉くんの言葉に、羞恥心がピークに達した斗亜がブチ切れた。
「俺のプロポーズで遊ぶな！全部消せ！！」
起き上がって喚き出す斗亜に廉くんは知らん顔してて「拓哉、斗亜連れて昼食ってきて」ってお金を渡され、怒ってる斗亜を慌てて宥めながら会議室を出た。
不貞腐れる斗亜を引っ張って近くのカフェに来たけど、不貞腐れて拗ねたまま。
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あお(プロフ) - ムカイさん» 読みたいって言ってもらえて嬉しいです！エピソード的な話を書いているのでまた読んでもらえると嬉しいです！ (2月29日 11時) (
レス) id: 7bac3fb1cc (このIDを非表示/違反報告)
ムカイ - この先のお話が読みたいです！！！ (2月26日 12時) (レス) id: 5e364bf0e0 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - ルーターさん» 感想ありがとうございます！次のエピソードも読んでもらえたら嬉しいです！ (1月19日 23時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
ルーター - 続きを楽しみにしてます！頑張ってください！！ (1月9日 23時) (レス) id: 5e364bf0e0 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - monaさん» 続きが読みたいって思ってもらえて嬉しいです。もっといろんな作品を作っていくのでまた読んでもらえたら嬉しいです！ (12月6日 13時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年10月11日 16時
