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この間の私の誕生日に岡��くんがプレゼントをくれた。
可愛いけどシンプルなヘアクリップ。
「え・・めっちゃ嬉しいんやけど？ありがとう」
彼氏以外の男の子からプレゼントなんて貰った事無くて、驚きと嬉しさが込み上げる。
彼氏って言っても中学生の頃だから、数年振りに男の子から誕生日プレゼントを貰った。
嬉しくて、今着けても良い？と聞くと、そんな喜んでもらって嬉しいって笑ってくれた。
その笑顔が胸にじんわり沁みていく。
「え、可愛い。麻美似合ってんで？こたちゃんセンスあるやんー？」なんて莉子がニヤニヤしながら岡��くんに言うと「女の子にプレゼントあげた事無いから・・気に入ってくれて良かった」って嬉しそうに私を見つめてくる。
本当に嬉しそうな顔で見つめられて、そんな真剣に嬉しそうな顔の岡��くんに照れてしまう。
「こたちゃん・・・見過ぎやって。・・でもこれほんま私の好きな系統やし嬉しい」
そう言うと「お誕生日おめでとう」って岡��くんの優しい声がした。
「えーこたちゃん、女の子のプレゼント選ぶん上手いんや？ほんまにプレゼントあげるん初めてなんー？」
拓哉がプレゼントのショッパーを手に取り、ふざけながら岡��くんに尋ねる。
「あー・・・姉妹にはあるけど・・・仲良い女の子には初めてやなぁ。・・・やから、何あげたらいいかわからんくてバイト先の社員さんに相談してん」
「こたちゃん・・・正直者やなぁ」
莉子と岡��くんの会話を笑って聞いてたけど、質問した拓哉の顔が若干真顔で気になった。
だけどそれはほんの一瞬で、拓哉の提案で学校帰りに４人でご飯食べに行こうって話になって、拓哉の表情なんて直ぐに忘れた。
岡��くんがなんとなく私の事を気にしてくれてるのは、割と最初の方から感じてた。
自惚れてるわけじゃないし、本人からそう言われたわけでもないから、私が勝手にそう感じてただけだけど。
岡��くんは誰にでも優しいし、人が嫌な気分になるような事を言ったりしない。
だからといって自分が無いわけじゃないし、嫌なものは嫌だと言える人。
私の事を好きって思ってくれてるかはわからないけど、ほんの少しだけ、他の女の子より気にしてくれてる感じがするけど、重くなくて、純粋に良いなって思ってくれてるような、そんな感じがした。
それは授業中の何気ない視線だったり、忘れ物した時にさらっと対応してくれたり、みんなで遊びに行ってもいつも何気に隣に居てくれてたり。
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あお(プロフ) - ムカイさん» 読みたいって言ってもらえて嬉しいです！エピソード的な話を書いているのでまた読んでもらえると嬉しいです！ (2月29日 11時) (
レス) id: 7bac3fb1cc (このIDを非表示/違反報告)
ムカイ - この先のお話が読みたいです！！！ (2月26日 12時) (レス) id: 5e364bf0e0 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - ルーターさん» 感想ありがとうございます！次のエピソードも読んでもらえたら嬉しいです！ (1月19日 23時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
ルーター - 続きを楽しみにしてます！頑張ってください！！ (1月9日 23時) (レス) id: 5e364bf0e0 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - monaさん» 続きが読みたいって思ってもらえて嬉しいです。もっといろんな作品を作っていくのでまた読んでもらえたら嬉しいです！ (12月6日 13時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年10月11日 16時
