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それも正直違和感が残った。
普段向き合って話す時、受け入れれるかどうかは別として、お互い思ってる事をちゃんと言葉にしてきたから。
そもそも捺香が口火を切ってきたのに、僕の意見だけ聞いて終わったのは、僕の話を聞いてるうちに捺香は自分が用意してた気持ちに変化があったからなんじゃないかなと思った。
「ちゃうって・・・・何が？」
僕の独り言は風雅の耳にしっかり届いてて、僕の言葉の意味を聞いてくる。
「なんやろな・・・俺もわからん」
そう言って机に水滴の水溜まりを作ってるグラスを手に取って、中身のコーラーを一気に飲み干した。
コーラーはグラスの半分近く入っていたけど、胸に引っ掛かるモヤモヤを流したくて一気に飲んだけど、そんな事で流れることは勿論なくて、ただ炭酸が鼻に抜けて痛かった。
昨日の僕は、彼女との未来について正直な気持ちを伝えた。
彼女を自分のものにしたいって気持ちは変わってないし、このまま今まで通り付き合い続けたら、どっかのタイミングで結婚するんかなって漠然と思ってた。
待つか別れるか選んでくれって言ったけど、本音を言うと、別れる気なんて全くない。
世の中にはいろんな人がいるから、もしかしたら彼女以外にも自分に合う人はいるのかもしれないけど、僕は彼女が良いし、彼女もそうだと思ってた。
20歳の僕に、家庭や結婚が想像できるかと言われれば正直できない。
彼女に2年後と言ったけど、本当の所、22歳になっても多分まだ想像できないんだろうなって思う。
社会に出て、自分の人生の責任って言うか、大人になって、働くって、生きてくって、こんな感じかなって思えるまで本当は待ってほしい。
だけど、26歳の彼女はもう想像しているんだろうと思ったし、それを僕が想像できないからって、もう4年も付き合って2年も同棲してるのに、その差を知らんフリなんてできない。
だってきっと、もし僕が彼女と同世代の彼氏だったら、4年も付き合ってる彼女に対して人生の責任みたいなのも感じるだろうし、自然と結婚も意識するんだろうって思うと、僕の成長を縮めてでも彼女との未来を考えないと彼女に申し訳ない。
・・・・・今、なんか、凄く引っ掛かる何かがあった。
なんだっけ？
今自分が思った事を再度思い出してみるけど、なんか答えのようなモヤモヤは感じるけど、それが何なのか、上手くわからないでいた。
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あお(プロフ) - 栞乃さん» ハマって頂いたなんて嬉しい限りです！ありがとうございます！凄い大きい出来事のない、普通のカップルのお話ですが、なるべくありふれてる日常をイメージして書いてます。ので、気持ちの描写を褒めて頂いてめちゃくちゃ嬉しいです！最後まで読んで頂けると嬉しいです、 (10月6日 13時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - ちいさん» ずっと読んで頂いてる方からこんな嬉しい感想を頂いてめちゃくちゃ嬉しいです。吉川さんはもっと斗亜の成長を促すのに登場させたかったのですが、上手く使いきれなくて消化不良です。。。もっと精進します！最後まで読んでいただけると嬉しいです！ (10月6日 13時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
栞乃(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませていただいております。捺香と斗亜のお互いを想う気持ちの描写一つ一つがとても丁寧で読む度引き込まれています。初めて占ツクでこんなにハマりました。ありがとうございます！これからも楽しみにしております！ (10月5日 16時) (レス) @page38 id: 2d069a57ab (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 人の感情の深い部分が感じられるこの作品、不思議な気持ちになりながらも引き込まれてずっと読ませてもらってます。個人的に吉川さんのキャラクター性というか、言葉が響いて好きです。これからも更新楽しみにしております！ (10月5日 14時) (レス) id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 甘露寺さん» 大好きって言ってもらえて嬉しいです！感情移入しにくいかと思いますが、全作品、固定氏名で書かせていただいてます。それで良ければ最後まで読んで頂けると嬉しいです。 (10月2日 12時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年9月25日 11時
