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在籍時からグラスを磨くのは得意だったから、思ったより早く準備が終わったようで中島さんがバイト代を渡してきたけど、経理も通してないただの手伝いで、中島さんのポケットマネーなのはわかっていたから、要らないと言うと代わりに近くの洋食屋の食事券をくれたからそこでご飯を食べて帰る事にした。
「ほんまにありがとう。・・・思ってたより１時間は早く終わった」って捺香は言うけど、時間は就業時間を３時間は超えていて、グラス磨きが苦手な捺香が磨いてたら帰りは何時になってたんだろう。
「最近帰るん微妙に遅かったから、忙しいんやろなって思ってたけど・・・もう少し他の人にも頼ってもええんちゃうん？」
「せやねんけどなぁ・・・忙しいんはみんな一緒やしね」
パスタのトマトソースが服に飛ばないように捺香が慎重にフォークを動かすのを頬杖ついて見ていたら「岡��くんと何話してたん？」って聞かれて顔を上げると、眉を少しだけハの字にした捺香が僕を見てた。
なんでそんな顔してんのかと思いながら「・・・何で？・・・・・捺香が他の人の仕事代わって残業してるって。・・・今日の残業も明日他の人の仕事代わるから時間取れんくなったからって」って、一番当たり障りのない会話を出してみる。
「あー・・・勿論できない事は断ってるで？・・・でも、明日のは、遠距離の彼氏に３カ月振りに会えるって楽しみにしてたからさ・・・」
理由を聞いて、なんか捺香らしいなって思う。
「そっか・・・でもあんま無理せんときや？」
「ありがとう。・・・・・・で？」
他にもあるやろ？って聞いてきたから、何の話してたと思うん？って逆質問を仕掛けると捺香が言葉に詰まる。
「斗亜が来る直前まで斗亜の話してたから・・・もし岡��くんがその話してたら・・恥ずかしいなぁって」
僕が来た時少し顔が赤かった原因はこれだったのかと納得して「俺の話する時、モジモジすんの？」ってからかうと、さっきみたいに少し顔が赤くなった。
「からかってごめん。・・・でも、岡��くん、可愛いなって言うてたで」
「もー・・・そんなんええねん。・・・斗亜本人に言わんといて欲しい・・・」
「ええやん。・・・可愛いんやし。・・・・後は・・捺香が良い人やって褒めてた」
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あお(プロフ) - 栞乃さん» ハマって頂いたなんて嬉しい限りです！ありがとうございます！凄い大きい出来事のない、普通のカップルのお話ですが、なるべくありふれてる日常をイメージして書いてます。ので、気持ちの描写を褒めて頂いてめちゃくちゃ嬉しいです！最後まで読んで頂けると嬉しいです、 (10月6日 13時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - ちいさん» ずっと読んで頂いてる方からこんな嬉しい感想を頂いてめちゃくちゃ嬉しいです。吉川さんはもっと斗亜の成長を促すのに登場させたかったのですが、上手く使いきれなくて消化不良です。。。もっと精進します！最後まで読んでいただけると嬉しいです！ (10月6日 13時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
栞乃(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませていただいております。捺香と斗亜のお互いを想う気持ちの描写一つ一つがとても丁寧で読む度引き込まれています。初めて占ツクでこんなにハマりました。ありがとうございます！これからも楽しみにしております！ (10月5日 16時) (レス) @page38 id: 2d069a57ab (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 人の感情の深い部分が感じられるこの作品、不思議な気持ちになりながらも引き込まれてずっと読ませてもらってます。個人的に吉川さんのキャラクター性というか、言葉が響いて好きです。これからも更新楽しみにしております！ (10月5日 14時) (レス) id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 甘露寺さん» 大好きって言ってもらえて嬉しいです！感情移入しにくいかと思いますが、全作品、固定氏名で書かせていただいてます。それで良ければ最後まで読んで頂けると嬉しいです。 (10月2日 12時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年9月25日 11時
