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斗亜と過ごした４年の年月は、彼氏彼女としての繋がりも、人と人しての繋がりもちゃんと育んでる事を、今回距離を取ってみて再認識させられた。
私はやっぱり、このまま斗亜と一緒に同じ時間を過ごしていきたいなぁって思う。
そんな事を思ってると、眺めてた斗亜とのトーク画面が動く。
「友達と遊んでるけど、ちゃんといろいろ考えてんで？」
入ってきた斗亜の言葉に自然と緩く笑みが零れたのが自分でもわかった。
昔の斗亜ならきっと、心で思っててもこんな事送ってこない。
このメールこそが、私達が紡いできた4年。
斗亜が私と一緒になりたいって思える日まで、私は私らしくいたいな。
それが２年・・・何年後でもいい。
斗亜が私以外の人を選ばない限り。
きっと私はもう、斗亜以外の人とこんな風に生きてなんていけない。
私の人生の時間は普通って言われる範囲内で流れてたから、20代半ばで結婚を考えたっておかしくなかった。
斗亜の長い人生では、私と出逢うのがちょっと早かったから、一緒になる事を考えるタイミングが人より早かっただけ。
ただ、それだけの事。
もう斗亜に無理強いをしないで、今まで通り、一緒にいる時間を重ねていきたい。
仕事帰りに斗亜のバイト先に顔を出すと斗亜は居なかった。
斗亜が実家に帰っててもお互いのシフトは共有していて、今日は斗亜はバイトの日だったけど、急な予定が入ってバイトを代わったと、席へ案内してくれた風雅くんが教えてくれた。
少し驚いた顔をしてしまったようで、風雅くんが「拓哉？と飯行くって言ってたで？」と私が何か聞く前に答えてくれて苦笑いになる。
「ごめんごめん。・・知らんかったからビックリしただけやし。いつも気使わせてごめんね？」
「・・・そんないつも気使ってへんで？・・・今一緒に住んでへんって聞いたから。・・そんな時は気使う」
風雅くんらしい正直な物言いが私は好きで、そんな優しさを感じながら「うん。・・教えてくれてありがとう」って笑うと、風雅くんもニッコリ笑ってキッチンへ向かった。
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あお(プロフ) - 栞乃さん» ハマって頂いたなんて嬉しい限りです！ありがとうございます！凄い大きい出来事のない、普通のカップルのお話ですが、なるべくありふれてる日常をイメージして書いてます。ので、気持ちの描写を褒めて頂いてめちゃくちゃ嬉しいです！最後まで読んで頂けると嬉しいです、 (10月6日 13時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - ちいさん» ずっと読んで頂いてる方からこんな嬉しい感想を頂いてめちゃくちゃ嬉しいです。吉川さんはもっと斗亜の成長を促すのに登場させたかったのですが、上手く使いきれなくて消化不良です。。。もっと精進します！最後まで読んでいただけると嬉しいです！ (10月6日 13時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
栞乃(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませていただいております。捺香と斗亜のお互いを想う気持ちの描写一つ一つがとても丁寧で読む度引き込まれています。初めて占ツクでこんなにハマりました。ありがとうございます！これからも楽しみにしております！ (10月5日 16時) (レス) @page38 id: 2d069a57ab (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 人の感情の深い部分が感じられるこの作品、不思議な気持ちになりながらも引き込まれてずっと読ませてもらってます。個人的に吉川さんのキャラクター性というか、言葉が響いて好きです。これからも更新楽しみにしております！ (10月5日 14時) (レス) id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 甘露寺さん» 大好きって言ってもらえて嬉しいです！感情移入しにくいかと思いますが、全作品、固定氏名で書かせていただいてます。それで良ければ最後まで読んで頂けると嬉しいです。 (10月2日 12時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年9月25日 11時
