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近くのカフェに向かって歩く。
「ね、君、キメツ学園の子でしょ?」
「うわ、マジじゃん可愛い!」
いかにも不良です、と言うような他校の男子生徒たちに囲まれる。
『え、えっと…』
こういう時、どうしたらいいのか分からない。
「ねね、俺ら今暇なわけ。遊ぼーよ」
『今日は、用事があるので…』
「じゃあ今度遊ぼーよ、連絡先交換してくんない?」
しつこい。こんなことをしていたら待ち合わせの時間に遅れてしまう。
『…ごめんなさい…っ!』
通り過ぎようとしたら腕を掴まれる。
どうしよう、怖い。
体が動かない、はずなのに、次の瞬間には男子生徒達は吹っ飛んでいた。
「喧嘩売っといて逃げてんじゃねぇよォ」
揺れる白い髪。それは私にも見覚えがあった。
我が校キメツ学園一の不良と恐れられる不死川実弥先輩。
心臓の脈打つ音がうるさい。
まるで自分と先輩だけが違う世界にいるみたいで。
周りの音なんて耳に入らない。
___目が合う2秒前
振り返った先輩を見て、
好き、とかそういう気持ちはあまり分からなかったけど。
ああこれなんだ、この気持ちなんだって。
まるでずっと昔から好きだったような感覚さえ覚える。
『…あ、ありがとうございます』
実「あァ?別にたまたま喧嘩相手だっただけだわァ」
面倒くさそうに返す先輩。
私はそんな学校一の不良に…
___恋しました。
_______________
しばらく休んで唐突に現パロ書き始めるという。
ちょっと書いてみただけなので、次からは大正時代に戻ります!
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ぴろぴろ - 夢主の誕生日と私の誕生日同じで草 (2021年4月1日 13時) (レス) id: 65d47dc8e6 (このIDを非表示/違反報告)
ロロ天Runa - 玄弥と絡みたかったけど!良い!あれデスね、神作を作る程度の能力ですね、うん、はい (2021年3月9日 15時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
エリカ - 面白かったです!また更新されるのを楽しみにしています!頑張ってください! (2020年4月15日 15時) (レス) id: 240037f69d (このIDを非表示/違反報告)
エリカ - あ、やっぱり!零君愈史郎君に似てると思った!面白い!! (2020年4月15日 14時) (レス) id: 240037f69d (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - 宇宙さん» ありがとうございます!!とても嬉しいです! (2020年2月1日 17時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurirol0305 | 作成日時:2019年10月24日 22時