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目が覚める。まぶたの間から差し込んでくる明るい光に、もう朝か、なんて思う。



俺の横にいつもは感じない温もりがある。



そっと目線を向けると、スウスウと寝息を立てて寝る綺麗な顔が。



あぁ、Aか。







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…ん?








.







……A!?



俺は今の状況を理解し飛び起きた。



ずりずりと後ずさりながら昨日あったことを思い出す。



ぼんやりとしていてあまり覚えてないけど、一緒に布団に入った、気がする。



ダラダラと冷や汗が流れる。



いや、一緒に寝ただけだ。



大丈夫。手は出してない、はず。



自分の着ている着物とAの着ている着物を確認する。



乱れてない。大丈夫だ。俺は自分にそう言い聞かせる。



別に付き合っているのだから、その先があったとしても別にいいのだろうが、問題はそこじゃない。



熱の勢いで、というのが嫌なのだ。



悶々と考えていると、目を覚ましたAと目が合った。



『んん…あ、実弥さん、熱下がりました?』



そう言えば、昨日はあんなにしんどかったのに、今日は体のダルさもない。



実「あ、あぁ。多分…」



『そうですか、良かったです。』



何事も無いかのように笑うAの態度に俺はまた混乱する。



実「…お前、何でここに、昨日、俺、何して…」



ボソボソと呟く俺。



『何でって、実弥さんが一緒に寝るって言うから、一緒に寝たんですよ?』



キョトン、とした顔で答えるAの態度から察するに、それ以上は無かったのだろうと安心する。



視界の隅に、時計がぼんやりと映る。



そこで、俺は次の問題に気づく。



実「お前、門限!」



時計の指している時刻は7時。



大幅に門限を破っているというのに、Aは平気な顔をしている。



それ所か、クスクス笑い始めた。



『もう姉には実弥さんの家に行く、と伝えてあるので、別に何時でもいいんですよ?実は私達、もうお泊まりオッケーなんです。』



なんでも無いことの様に言うA。



下手をすれば誘い文句にも聞こえないそのセリフ。



しかし、彼女は全くの無自覚で言っているのだから尚更タチが悪い。



俺は、はァァァ、とため息をつき、頭を抱えるのだった。

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設定キーワード:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
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yurirol0305(プロフ) - なしなつさん» 私も実弥さん最推しです!! (10月31日 20時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - ハァァァァ尊い…!!不死川好きだわぁ… (10月31日 20時) (レス) id: 737edd5ad9 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - 月さん» ありがとうございます!好きだと言っていただけて、嬉しいです! (10月24日 0時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
- この作品が好きです。頑張ってください! (10月23日 22時) (レス) id: 72108a1f6d (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - ミリアさん» はい!実はこの作品、少し伏線を散りばめているんです!後後明らかにして行きますが…実弥さんもまだ隠し事いっぱいですしね…もっと2人の距離を近づけていく予定です! (10月18日 23時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yurirol0305 | 作成日時:2019年9月29日 23時

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