かっちゃん！ ページ9
.
そこには泡瀬くんもいた。
『ごめん、時間あんまり稼げなかった…！』
百「いいえ！Aさんが作ってくれた時間で拳藤さん達にもガスマスクを配れました！」
良かった…っけど！
『やっぱりこいつ相手には無理がある！もう迫ってきてるのに！！』
その時またマンダレイのテレパスが聞こえた。
《皆！個性の使用を許可する！それと、敵の狙いの一つが判明、生徒の『かっちゃん』はなるべく戦闘を避けて、単独では動かないこと！》
『……は？』
一瞬気を抜いたその瞬間、さっきの脳無が飛び出してきた。
泡「嘘だろ…無理だろこれ…」
『…いいや行ける！だって今夜は…
満月の夜だから。』
そう。私の個性は満月の夜、能力のレベル全てが極限まで上がる。
私は半獣の姿になる。
ただ、こいつにはパワー系効かないんだよ…！
百「でも、Aさんボロボロですわ！」
『出来る！！』
出来ないと、勝己が！
私はさっきと同じように泡瀬くんと百ちゃんを抱えて脳無と距離をとる。
こいつにはどう対処すればいい、合気道か？
百「違いますのAさん！」
『っ、なに！』
百「脳無とAさんは相性が悪いです！なら、Aさんは爆豪さんの所へ行くべきです！ここは私達が何とかしますわ！」
そういう百ちゃんの目は強かった。
ああ、そうだった、百ちゃんだって、ヒーローだ。
『…分かった。あとは頼んだ！』
私は脳無と反対方向に向かって走り出した。
______________________________
勝己は轟くんとペアだったな。あの二人の順番的に、私とそう遠くは無いはず！
そう思い私は走る。体力はだいぶ着いてきた。
っけど、個性のレベルも上がるからキャパオーバーも早くなる…！
そして開けたところに出る。そのには轟くんと勝己、常闇くんと障子くん、そしてボロボロの出久がいた。
『勝己…！』
まだ無事な勝己を見て泣きそうになった。
爆「おまっ、なんで来たんだよ！？」
『私たち脳無とぶち当たったの。でも私脳無と相性悪いから！勝己のとこ来た！』
緑「Aちゃん、もしかして、今日は満月？」
『うん。満月。私が勝己を守る！』
私が守らないと！
私が…！！
爆「一旦落ち着け！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 449人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白猫さん(プロフ) - 助けて……、面白すぎる！！ (2021年8月31日 20時) (
レス) id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
yamada葉月(プロフ) - yurirol0305さん» そうなんですか…！でも、描写がとても上手です！ドキドキしちゃいます (2019年9月28日 0時) (レス) id: 99ae866ac4 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - yamada葉月さん» ありがとうございます！そうですね…私実は恋愛経験が全くなくて、片思いすらしたことなくて…上手くかけてるか不安なんですが…更新がんばります！ (2019年9月28日 0時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
yamada葉月(プロフ) - かっちゃん尊い…！付かず離れずの関係って切ないけどいいですよね！応援してます！ (2019年9月28日 0時) (レス) id: 99ae866ac4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yurirol0305 | 作成日時：2019年9月16日 23時
