安堵 ページ35
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騎馬戦が終わり、俺はAを呼び出す。
だぁぁ！今すぐに確認しねぇと気がすまねぇ！！
Aの手を引きずりグイグイと人の居ないところまで連れて行く。
『か、勝己さん？ワタクシオテテガイタイデス』
爆「は、ざまぁねぇな！」
『ひっど！私なんかしました！？』
爆「あぁ、したなぁ！最悪のタイミングで！！」
ｷﾞﾘﾘ、無意識のうちに手に力が入る。
『っ、！いた、いたい！ごめん、ごめんって！』
こいつはまだ分かってねぇ。分かんねぇからとりあえず謝ってるだけだ。それにイラいた。Aを壁に向かって押し付ける。
爆「モノマネ野郎に告白されたそうじゃねぇか。」
Aは少し驚いたように目を見開き、目を逸らして「うん。」と一言。
っっ！！ｷﾞﾘ、掴んだままの手にまた力が入る。
爆「目ェ、逸らしてんじゃねぇよ、、」
声が低くなるのが分かる。
なんでっ！告白なんざされてんだよ！？あんな奴に、、あいつとお前が一緒に昼飯食ってるだけで嫉妬でどうにかなりそうだったのに！次は告白だぁ？ざけんじゃねぇよ！
こいつが告白されんのなんて、今に始まった事じゃねぇのに、なんでこんなに焦ってるんだ、、
『だって、勝己、怖いよ、、、』
震えているAの声にハッとする。
それで、今自分の手にどれだけ力が入っているか気付く。
ばっと手を離す。Aの白い肌が、俺の掴んだ所だけ赤くなっている。
Aの目には涙が浮かんでいた。
爆「っ、悪ぃ。」
初めてだった。訓練以外でAに怪我させた事。
今度は俺が目を合わせられなかった。
ポツリ、ポツリとAが話し始める。
『物間くんに告白された。』
爆「おう。」
それをAの口から聞いた時、心臓がギュッって握り潰されてるみたいな感覚になった。
『すっごく、びっくりしたけど、でも、断ったよ。』
爆「っっ！！」
なんか全身の力が抜ける気がした。
爆「そうか、、、手、大丈夫か？」
俺が、怪我させた手。泣かせてしまった。
『うん！心配してくれたんだよね。ありがとう。』
心配。そうか、そうだよな。こいつの中では俺のこの行動も、幼馴染だから心配してくれてる、としか思ってねぇんだよな。
爆「次のトーナメント、俺に当たる前に負けたりしたらぶっ飛ばす」
無理やり話題を変えて俺はその場を去った。
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yurirol0305(プロフ) - ジェラトーニさん» 轟君との絡みを増やして欲しいということでしょうか？なら、もっと書いていきたいと思います！ (2019年9月15日 17時) (
レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
ジェラトーニ - かっちゃんとってもカッコイイですね！ 私は轟君推しなので、もっと抱いて欲しいです。私の勝手な要望ですがwww. (2019年9月15日 15時) (レス) id: ae3f93c3e2 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - らいあーさん» ありがとうございます！ライカンスロープかっこいいですよね！人狼の別の呼び方らしいですよ！ (2019年9月4日 16時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
らいあー - ライカンスロープ，かっこいいと思います！！かっちゃん推してるので，この小説大好きです！更新頑張ってください！！ (2019年9月3日 22時) (レス) id: 82d54f55ce (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - ohanaさん» ありがとうございます！更新頑張ります！返信遅れてごめんなさい、、、 (2019年9月1日 20時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yurirol0305 | 作成日時：2019年8月17日 13時
