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宇髄side
まさか蝶屋敷でやることになるとは思わなかったがまぁこれもまたありだろ
「須磨、雛鶴、まきを、ちょっといいか?」
「おはようございます、天元様」
「おう、おはようさん。急でわりぃんだが蝶屋敷で誕生日会やることになった。だから準備したもの持って昼には蝶屋敷行くぞ」
「「「!!はい!今準備します!」」」
準備をしている頃蝶屋敷では_____
「後藤さんありがとうございます」
「とんでもないです。ですがこんな所に大きな机なんて何かあるんですか?」
「えぇ。今日はAさんの誕生日でして」
「えぇぇぇぇぇぇ!?今日Aちゃんの誕生日なのぉぉ!?俺知らなかったよ!?やばい、何も買ってないよ、買いに行かなきゃ!」
「朝からうるさいぞ善逸!ってちょっと待ってくれ!しのぶさん朝からすみません。今日、Aの誕生日だったんですね!」
「私も夜中に知ったものでして…場所を貸すくらいしか出来ませんが良かったら竈門くん達もぜひいらしてくださいね」
「はい!ありがとうございます!」
「しのぶなんか手伝う事あるか?」
「あら。伊之助くんは2人と行かなくて良かったのですか?」
「俺は誕生日とか贈り物とかよく分かんねぇからしのぶの事手伝ってやる」
「そうですか…なら蝶屋敷でお手伝いしてもらってもよろしいですか?」
「おう!任せろ!」
Aside
寝ていたら外が騒がしくて目が覚めた。
時計を見れば11時半。
随分長く寝てしまったなぁ
足は痛いわ肋痛いわでなかなかだが誕生日会とやらを開いてくれるんだ、もうそろそろ起きなければ…
「起きたか?」
『今起きたとこ』
「よし、今から庭行くぞ!」
横抱きにされ連れていかれた先にはみんなが居た
「よし!主役連れてきたことだし派手に祝おうぜ!A、誕生日おめでとう!」
「「「「「「おめでとう!!」」」」」」
「Aちゃぁん!これ、誕生日のお祝いね!」
「A、俺からもあるぞ!禰豆子と選んだんだ!」
「親分からツヤツヤのどんぐりやるよ!」
『あ、ありがとう…』
こんなに色んなものを貰えるなんてびっくりした。櫛にブレスレット、ツヤツヤのどんぐり…
「A、これやるよォ」
『実弥!あけていい?』
「あァ…気に入るといいんだがなァ」
『!!ちょっと着替えてくる!』
「ばっ!怪我治してからにしろォ!悪化すんだろがァ!」
実弥がくれたのは綺麗な着物だったから思わず着たくなってしまった
「Aほらよ」
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作者名:yuririn | 作成日時:2020年4月9日 1時