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Aside
「ここが僕の家!お父さんお母さん!ただいま帰りました!」
「お使いご苦労さま。あらそこのお嬢さんは?」
『申し遅れました。鬼殺隊、胡蝶しのぶです』
「僕とお姉ちゃん似てない?髪色とかさ!目の色はちょっと違うけど」
「!!う…うぅ…」
え、どうしよう。急に泣き始めちゃったよ
『ど、どうされましたか?』
「ごめんなさい…貴方が私達の娘にとてもよく似ているものだから…歳も丁度貴方くらいね。私はあの子をやっぱり…」
「何してるんだ」
「あなた…この鬼殺隊のお嬢さん、あの子に似てると思わない?」
「!?本当にそっくりだな…ちゃんと生きているなら明日が誕生日だ。」
そりゃあ本人ですからそっくりですよ
でも誕生日なんて覚えてるんだ。
捨てた子なのに
『娘さんはどうされたんですか?』
「俺たちが傷つきたくなかったから…弱かったら…死ぬのを見たくなかったから…手放してしまったんだ…」
あぁ、別に要らなかった訳では無いのね
なんか安心した
でも死ぬってなに
え?なんなの?
『それはお気の毒ですね…あの何故死んでしまうと分かるのですか?』
「代々伝わる予言があってね…八雲家で青い色の瞳の子供は生まれつき身体能力がとても高い。それは一生分の力を一気に放出するから、どんな事があろうと必ず16歳になる前に人生が終わる…
これは必ず起こるんだ。俺たちは見ていられなかった…16歳にもなれず死んでいくAの姿が…」
だからか…ボスが私をすぐに買ったのは。
なんか生家に来ていろいろな事を知った。
さっきのが本当なら私は死ぬ……のか…?
誕生日なんて意識したこと無かったけど
これじゃあ意識せざるを得ない。
私は明日で15になる
あと1年って事になるな
なら自由にやりたい事をやれたらいい
『すみません…話しにくい話を聞いてしまって…娘さんちゃんと生きていらっしゃるといいですね。
私は鬼狩りに行ってきます。
お邪魔させていただいてありがとうございました。どうかお気をつけて』
「お姉ちゃん怪我しないでね?
今度会えたら僕と遊んでくれる?」
『うん、わかった。鬼が出るから外に出ちゃダメだからね』
「うん!わかった!」
そして私は生家を後にした
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ところで皆さん、私今日やっと20巻特装版の予約ゲット出来ました!
もうどこにもなくて焦りましたよ笑
めっちゃ電話かけまくりでしたもん笑
皆さんもお早めに〜
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作者名:yuririn | 作成日時:2020年4月9日 1時