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Aside
あの後天元にいろいろ聞かれたけど
天元が答えなかったから私も答えなかった。
だって明らかに何かあった顔してるのになにも言わないのだから
結局お互いまぁいいやってなったからそれで終わり
「そーいやA、誕生日いつだ」
『え、聞いてどーするの』
「いいから教えろって」
『たしか明後日』
「は?なんで早く言わねーんだよ」
『別に誕生日なんて何もないし、私明日から明後日にかけて任務あるから』
「まぁいいわ、さっさと終わらして帰ってこい!」
『なんか分かんないけどそーするつもり』
いつも通り仕事するだけだから何も変わらない
in
今回は1人で任務だから昼には任務地へ着いた
もうれっきとした鬼殺隊員だから聞き込みからちゃんとやらねばならない
『あの少しお尋ねしたいのですがここ付近で何か変わった事ありませんか?』
「あぁ毎日起こるさ。子供が毎日消える」
今回は子供か。鬼は若いのが好きなんだな。
『ご協力感謝します』
ふーん。まぁいいんだけど、視線をとても感じる
男の子から
『君、どうしたの?』
「いや、お姉ちゃん綺麗だなって」
『そう?貴方の方が可愛いわよ』
私と同じような髪色で黒い瞳の男の子だった
『にしてもどうしたの?1人?』
「うん。これから家に帰るの。お姉ちゃんも一緒に来て?僕、怖いから」
まぁ鬼は昼間出ないけどねって心で思いながら
可哀想だし遠くないってゆーから送ることにした。
すると男の子は喋りだした
「僕ね今嬉しいの。」
『どうして?』
「お姉ちゃんが居たんだって。僕と同じ髪色の。でももう居なくなっちゃったってお父さんとお母さんは教えてくれた。そのお姉ちゃんの名前はねAお姉ちゃんって言うの」
ん?ちょっと待って。
いやいや偶然偶然…同じ名前くらいいくらでも…
「だから僕ねお姉ちゃんが居たらこんな感じなんだろうなぁって思って嬉しい!」
『ちょっと聞いてもいい?君の名前は?』
「僕?八雲
『私はや…胡蝶しのぶ…』
胡蝶すまない、名前借りるわ
そしてこの子は私の弟だということが分かってしまった。
ということはこれから行くのは生家。
「でも不思議なんだよね。ココ最近よくお父さんもお母さんも泣いてるの」
『なんで?』
「それはね_______」
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空園町ってゆーのは全然本家とは関係ありません!
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作者名:yuririn | 作成日時:2020年4月9日 1時