別れ ページ33
Aside
北「もう戻ろっか。」
「そうですね。服も大分乾いてきましたし。」
「A…………？」
「玲於くん？」
久々に会った顔。
目の前にいたのは、玲於くんだった。
玲「話あるんだけど……。A借りていい？」
北「……ええ。」
玲「さんきゅ。」
北「あとで連絡ちょうだい。」
「あっ。分かりました！」
そのまま玲於くんに強く引かれた手。
第４会議室に連れていかれた。
４って……縁起悪。
バタン
あまりにも強く握られていたため、離された瞬間痛みを強く感じた。
「痛ッ…………。」
玲「あ、ごめん。強く握りすぎた。」
会議室はしばらく静まっていた。
なんの話？何？別れるの？そんなのやだよ私。
玲「なぁ、北人とキスしてたの、本当？」
「え？」
「したけど、それはほく……」
玲「へぇー。俺より北人としたいんだ。」
北人さんからされたと言う前に、玲於くんに言わせてもらえなかった。
怒ってる。
そりゃそうだよね。付き合ってる相手が他の人とキスしてたら、そりゃ嫌だよね。
「違うのっ！あれはほく……」
玲「北人としたいからだろ？俺に満足しなかった？ごめんな。もう縛り付けないからさ。」
「そんなんじゃないよっ！！！」
玲「別れようか。俺ら。」
「…………………………え？」
玲「辛いのなくなるだろ？」
「そんなんじゃな……」
玲「そんなんだろ！！」
玲於くんはそのまま怒って出ていってしまった。
「嘘っでしょっ！？！？」
もう残り少ない人生は、誰に捧げればいいんだろう。
ガチャン
北「Aっ！！」
あぁ。あなたはいつも私が困っているときに飛んできてくれるね。
「北っ……人さんっ…………。」
私は北人さんを抱き締めた。
今度は私から。
北「辛かったよな……。もう俺が守るから……」
「聞いてた……の？」
北「ごめんな。けど、Aの事だから。」
いつのまにか呼び捨てになってる。
北「もう苦しまないで……俺にしなよ……。」
待たせてごめんね北人さん。
忘れたいこの気持ちと、
あと残り少ない人生をあなたに捧げたい。
「北人さん大好きだよ……」
罪悪感を感じながら、北人さんに気持ちを伝えた。
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ゆりれお(プロフ) - あらんちゃんさん» ありがとうございます！私でよければ聞きますが、今日は寝ます(笑)明日も返せるかわからないので、返せるときに返すということでよろしいでしょうか？汗 (2018年9月24日 21時) (
レス) id: a44bf10f48 (このIDを非表示/違反報告)
あらんちゃん - ゆりれおさん！作品読みました！！面白かったです！！あの…急にすいませんが相談いいですか？？ (2018年9月24日 20時) (レス) id: 161f611f81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりれお - Yuniさんありがとうございます！すみません。いつもはパソコンでやっていたのですが、最近はスマートフォンでやっているので、レスができません。皆さんも把握お願いします。 (2018年9月7日 22時) (レス) id: a44bf10f48 (このIDを非表示/違反報告)
Yuni - 面白いですっ！！更新待ってます。部活頑張ってくださいねo(^o^)o インスタやってるので、良かったらみに来て下さい(^^) (2018年8月26日 22時) (レス) id: a44bf10f48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりれお - 、さん» すみません。名前を間違えていました。 ご指示、ありがとうございました。 (2018年7月31日 9時) (レス) id: 69701ea289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：armyちゃん | 作成日時：2018年7月31日 8時
