タイムスリップ�� ページ20
「ククク、そこまで疑われちゃあしゃあねぇな
簡潔に言う
俺は確かに千空だが、今の時代の千空じゃねぇ
10年前の高2の俺だ」
「えっ、か、過去の千空？」
Aは信じられないと動揺した。
「ああ……だが、意識だけらしいな」
記憶喪失で逆戻りという可能性もあるが、
それは外的要因でなければそうそう起こらない。
「所謂意識だけタイムスリップした……
つー事だ」
「それって元に戻るの？
そんなファンタジーみたいな……」
「原因を探るしかねぇな」
とりあえず自室に戻りあらゆる文献等を探る事にした。
(月日がだいぶ経ってるせいで、昔と色々機材も何もかも違うな)
「あーー、クソっ」
まるで駄目だ、タイムスリップなどそんな物
実在しているなど、ありえない話だった。
すると、ドアがコンコンと叩く音がしてAが入ってきた。
「千空、お茶でも飲んで休憩したら？」
「そうだな、貰うわ」
ずず、と飲んだ所で千空はまた考え出した。
「原因分からない……？」
「ああ、全くな」
とは言え、原因を追求し戻らねばならない。
「ねぇ、過去の千空が未来に来たって事は
今の時代の千空はどこに行ったの？」
「……………………、当然過去、じゃねぇか？」
過去、過去かあとAは呟いたのち
思い出した。
「そういえば……あの時の千空……」
どうやら何か思い当たる節があるらしい。
「聞かせろ、何だ？」
「いつものように科学部で実験してたときにね、千空が存在しないワードを言ってたって他の部員が言ってた」
そんなのどこにも載ってないと突っ込まれると千空は。
「ああ、そうだったな」
と、答えたとか。
「つまり……未来の俺は過去にまだ証明されて
ない要素をうっかり洩らしたって事か」
「それくらい……しかないかな……
後は普段通り」
実はあきらを過去の千空とは違った目線で見ていたのだが、Aは全く気づいていない。
「そうか……」
「でも、互いに入れ替わってるならヒントくらい残してない？」
「ヒント……ヒントなあ……」
その後パソコンや古い実験データを探して見たが全く手がかりはない。
「結局手詰まりか」
「自分ならここに残しとく、とかないの？」
「正直わかんねぇな
絶対にここに隠すとか全く浮かばねぇ」
んーとAも考えたのちある策を思い付いた。
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ナナナ(プロフ) - あの、Twitterに飛んで見てもアイスの続きが見当たりませんでした、汗 とても面白いのでぜひ読んで見たいです、 (2020年8月18日 13時) (
レス) id: 6431d8432b (このIDを非表示/違反報告)
minmin0929(プロフ) - メクルクルさん» きなこ餅です！本当ですかっ！？ありがとうございます♪ (2020年6月14日 19時) (レス) id: 6d0283fd9e (このIDを非表示/違反報告)
メクルクル(プロフ) - きなこ餅さん» プライベッターの方に上げてます、特に弄ってはいなかったのですがプロフィールからurlを消してしまったので見れなくてすみません、今はTwitterのプロフィールにurl貼ってますのでそちらから飛んでください(^-^) (2020年5月17日 22時) (レス) id: f8b718fdc2 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ餅 - コメント失礼しますっ！『アイス』の続きはまだTwitterに掲載されていますでしょうか…？とっても面白いので続きが読みたいです！ (2020年5月17日 15時) (レス) id: dc7eeccb4e (このIDを非表示/違反報告)
メクルクル(プロフ) - じゅーちょーさん» コメントありがとうございます、洋楽に詳しくないので曲名ははっきりとは決めていませんが、片想いの歌としてます、ので39ではありません、そっちの方はいずれ本編に持ち込もうと思っていたので…… (2019年12月25日 14時) (レス) id: f8b718fdc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メクルクル | 作成日時：2019年8月6日 12時
