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第15話留三郎が小さくなりましたその十三 ページ17

ケーキを食べ終えた二人は交互に風呂に入り
就寝することにした。


とは言え、Aはまだ予習等があるので
留三郎には本来Aの父のベットで先に
寝てもらっている。

(流石に私と一緒に寝るわけにはいかないから
なあ
下手したら通報案件だし……)

そろそろ寝ようと片付けをしているとドアを
ノックする音がして留三郎が入ってきた。

「留三郎くん、どうしたの?」

Aが聞くと留三郎はモジモジしている。

トイレだろうか、でもついさっき教えたはず
なんだけど……。

「眠れなくて……一緒に寝ていい?」

Aはビシッと凍りついた。

(一緒に寝るって……
まぁ、翌朝元に戻ってるって事はないだろう
けど……)


Aは断ったが、留三郎は引き下がらなかった。

(知らない家で寝るのが怖いのかな
それだったらしょうがないか……)

Aと留三郎は背中合せで寝る事にした。

時計の音がカチコチ鳴りとても静かだ。

明日も学校がある。

早く寝なきゃなと思っていると後ろから声が
聞こえた。

「お姉さんってさ
好きな人いるの?」

何故に。留三郎は恋話をする少年だっただろうか、否。

一方聞いた留三郎は心臓バックバックだった。

(やっべぇー!!!
何聞いてんだよ!俺!!)

もしAの好きな人が俺だったら……なんて
期待なんかしてねーし!?!?と彼の心の中で葛藤しているなどとAは分からなかった。

ほどなくしてAから返答があった。

「…………いるよ」

「こ、告白しないの??」

留三郎が聞くとAの雰囲気が変わった。

「……言わない」

「どうして……?」

「言っても無駄だから
相手は私の事どうとも思ってないから」

諦めている、そう留三郎は感じた。

それと同時にAは悲しんでいるとー。

Aの好きな人が誰なのか聞こうとしたが、
突然睡魔が襲ってきて留三郎は寝てしまった。

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竹林寺(プロフ) - メクルクルさん» いえいえ!こんなに面白い作品にコメントしないほうがおかしいですよ!!更新楽しみにしてます! (2019年9月15日 9時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 面白いです! (2019年8月21日 18時) (レス) id: 783e5088c8 (このIDを非表示/違反報告)
メクルクル(プロフ) - 竹林寺さん» 竹林寺さんコメントありがとうございます!!!めったにコメント来ることがないのでとてもうれしいです( ;∀;) (2019年8月10日 0時) (レス) id: 77734c536d (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 最高です(鼻血) (2019年8月10日 0時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メクルクル | 作成日時:2019年4月19日 3時

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