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無色聡明それでいて透明。 ページ10
手招きして前を走る少女は誰？
自然と足は動いていく。
一歩出た瞬間不思議な浮遊感に襲われた。
浮遊感、風、空気、重力。
あれ？もしかしてこれって。
『目の前に見えるはそびえ立つビル街。
その屋上であの少女が手を振っている？』
落ちてる？
そう気がついたときにはもう遅いんだ。
ふっと目を閉じ、眠りにつこう、痛みさえ感じないように。
何てったって痛みは生きる証なんだから。
『こんな仕打ちは酷いよね』
夢遊、なのかはわからない。もしかしたら自分から望んだのかな。
気づいたときには病院だった。
気づいた時点でもう生きてることが確定してしまった。
さらに病院だ、生きる以外の選択肢なんてあったかな？
「あっ…！！A…！！」
聞きなれた声が聞こえた気がした。
否、右から聞こえていた！
-----------
意味がわからない！！
淡い淡い、深い深いこの海を ( zm )→←魔法なんてくそくらえだ！ (wrwrd)
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作者名：ぽんずのすのようなもの | 作成日時：2017年7月27日 20時
