消えた彼女ともう一度。【ユーリ!!! on ICE】

第１５滑走 ページ17

*



「くっそボロイ家だな、俺の部屋どこ」


「うちに泊まるんだ!?!?!?」






あれからリンクを後にし、ゆ〜とぴあかつきという宿?みてぇな所にきた


何故だか知らねぇがヴィクトルのまた突飛な発想で、一週間後に発表会もとい

温泉 on ICE?っつーバトルすることになって、ヴィクトルが勝った方のいう事をなんでも聞くという景品が掲げられた。




ぜってぇ負けられねぇ





「お前ばっかりヴィクトルの傍にいたら、不公平だろうが。俺もここにいる!いいな!!!」



「僕の意見何て求めてないでしょ〜…」




「温泉最高だぞ〜?」




「他人と同じ風呂なんかに入れるか!!寝る!!!!!!」





ﾊﾞﾝｯ



ｸﾞｩｳｩｳｳ〜…





「飯食わせろ!ついでに風呂!!!」






という事でなんだかんだでロシアのユーリは温泉と、ヴィクトルのお墨付きのかつ丼を食べて満足そうな表情をしている



(なんだかんだ言って、まだ15歳なんだなぁ〜…)





ま、本人に行ったら確実に殺されかねないけど…





「また誰か来てんのー?勇利」



「あぁ?!」




「!!!!」


(うっそぉおおん!私の推し、金髪のタカオにそっくり!!!)



「この子もユーリって名前なのよ ﾌﾌﾌｯ」



「えー紛らわしいなぁ、じゃぁあんたは"ユリオ"」




そういって真利姉はユーリをさしてそう名づけた




「はぁあ!?!?!?」





もちろんユーリは大反対





「ユリオはぁ、どこ泊んの?」


「二階の―…」


「あの物置部屋!?えぇっ、片づけてあげなきゃ〜!勇利、手伝って」





大好きな推しのキャラに似てるユーリ…ユリオを見た真利姉はテンションマックス

部屋の片づけを手伝う様に言われ、渋々立ち上がって部屋を出る





「よかったねユリオ」



「うるせっ!俺はユリオじゃねぇ!!!」



「ｱｯﾊﾊﾊｯ」





「!!!!」

(…そうか、そうだよな)




何故だか、扉の外に一歩出た途端ヴィクトルの存在がまた遠くに感じて





「あ、ちょっと勇利どこいくの!」







胸にぽっかりと穴が開いた気がして






(あっちのユーリの方が将来有望だし…)








家を飛び出さずにはいられなかった

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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