ころんの風邪8 ページ11
さとみside
るぅとがテキパキと着替えを手伝っていて、あっという間に新しい服になっていた。
ころんを静かに横に寝かすと、眠たそうな目が少し泳いでいて、小さく震えて涙目になっていた。
さ「ころん…?なにどうしたの、怖くなっちゃった?」
こ「…僕このまま寝たら1人になっちゃう…いらないってなっちゃう…?」
さ「大丈夫。絶対そんなことは無い」
る「そうですよ!今日はみんなでここで寝ましょ!」
り「大丈夫だからね。ずーっといるから、安心して寝ていいよ。」
じ「俺らこの部屋にいるから、寝ても起きても一緒やんな!!」
な「ころちゃん、だから安心してね。みんなここにいるから…。」
こ「…さとみくん…あの、ベッド…一緒に寝てくれない?…///」
(✽´ཫ`✽)グハッ
可愛いなこいつ
まー俺も眠かったし、寝るか〜
分かったよと本人に伝え、ころんと一緒にベッドで寝ることにした。
しばらくして
こ「スゥー…スゥー……Zzz」
ギュッ
寒いのか、寝息を立て始めたころんが抱きついてきた。
ほかのメンバーもクッションや床で寝始めている。
少し小さい体のころんを抱きしめてそのまま俺も眠りについた。
みんな引越しで疲れていたのか朝まで眠っていた。
朝起きるところんとガッチリ抱き合ったままだった。左手は繋いでいて、右手はお互いの背中側に回している。
目を開けると、バチッと目が合う。
さ「おはよ///」
こ「…///おっ、おはよ///」
あー、なんかすげー幸せ。
さ「もうちょっと…みんなが起きるまでこのままでいい?///」
こ「うっ、うん///(結構熱下がったのに、これじゃ心臓もたない…!)」
さ「ふふっ……熱も下がったしほんと良かった。ふぁ〜あ…俺もうちょい寝るわ〜…おやすみ(((ギュッ」
こ「んっ…おやすみなさい。…ありがと(((ギュッ」
その後目を覚まして熱を測ったら、36.4度で、
完璧に熱は下がっていた。
たまにはこーやって一緒に寝るのも、ありだな。
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莉ru(プロフ) - 面白い!出来たら私の作品見て欲しい! (2021年5月8日 13時) (レス) id: 5745da0037 (このIDを非表示/違反報告)
莉ru(プロフ) - またぽんさん見っけ!www (2021年5月8日 13時) (レス) id: 5745da0037 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サーモン姉 | 作成日時:2021年5月7日 2時