『If………』mmab 3 (ページ3)

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亮「そっかぁ、お仕事や？」

こくこく

亮「んー、じゃあ俺行ってくるから蓮はお休みってことにしてもらおっかお留守番よろしくね？」

ねえやだなんでそんな悲しいこというの

「そっちのがやぁの、れんもいくっっ、！！」

また簡単に溜まってくる涙を必死にこらえて亮平の首筋に抱きつけば、いいこいいこってしてくれる

亮「ごめんね、意地悪しちゃったね
いっしょにお仕事いこうね」

あったかい亮平の腕に包まれてると

だんだんねむくなってきて…

「りょちゃ、」

亮「蓮ねむい？抱っこしてるからねちゃっていーよ」

その声とふわふわ撫でてくる手つきに安心して
意識を手放した

がやがやがやがや

えええ？これめめ？！
ちっさいなぁかわええ！！
赤ちゃんみたいー笑笑

いろんな人の話し声で目が覚めた

「んーっ、…」

あ、起きた！！
めぇ擦ってるかわい！
蓮くんおはよぉー

お兄さんがいっぱい…

じゃなくて、ラウールたちだった

にゅって伸びてくるラウールの手に
オモチャにされる！って子どもの頭ながらに考えた俺はすかさず亮平を探す

「りょちゃ！！」

亮平って言ってるつもりなんだけど相変わらずだな

亮「あ、蓮おはよう～今ならみんな抱っこしてくれるけど誰がいい？」

そんなの決まってるでしょ

「りょーちゃ！」

亮「んぇ？また俺でいいの？笑」

んーって手を伸ばせばかわいいなぁって言いながら抱っこしてくれる

ラ「めめー僕にも抱っこさせてよー」

佐「さくまさんもちびめめ抱っこしたいでやんす」

康「俺も抱っこしたいんやけどなー」

あの3人はこわいもん
ぜったい遊ばれる

無言で3人を見て首をふる俺に亮平は苦笑い

亮「あの3人のとこじゃなくてもいいからさ、ふっかとかどう？？」

あの3人じゃなくていいなら……

「ひかぅくん、！」

照「俺？」

深「まって俺は？！」

ふっかさんがなんでなんでって騒いでる間に亮平の腕からひくるくんのもとへ

照「目黒ちっちゃくなったなぁ
ほら、たかいたかーい」

亮平より身長のあるひかるくんのたかいたかいはもうすごくて

「ぅああたかぁい！」

筋肉質な腕にもぶら下がらせてもらって
くるくる回してもらった

ひかるくんと思う存分遊んだあとは、

「目黒俺らんとこにもおいで」

ゆり組が遊んでくれるみたい