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最後は1番奥の優斗の部屋
扉を開ければしっかり掛け布団にくるまってねてる
案の定飛び込んでいった蒼弥は、優斗のお腹あたりに着地した
蒼「わっぁあ」
優「……うぐっ、、えっ!? いった、!え、!」
蒼「ゆーと! わぁっ、」
お腹にコアラみたいに抱きついてにこにこしてる蒼弥をやっと確認したのか、どデカいメガネをかけて呆然としてる
「はよ」
優「、おはよ
なんかいるんだけろ、 ちっちゃい子… えっ、ガリさん!?」
蒼「そーおーや、!」
優「えー!一人称蒼弥なの?くっそかわいいね」
撫でくり回されてにこにこご機嫌な蒼弥と、作ちゃんに負けず劣らずでれでれしてる優斗
いつも言い争ってるイメージあるけどここも仲良いからな〜
蒼「ゆうと、だっこ〜」
見た目だけじゃなくて中身も幼くなってるから、
誰彼構わず抱っこして欲があるみたいでひたすら甘えた
優「え!抱っこしていーの!」
嬉しそうな優斗は抱っこしたり高い高いしたり
蒼「んわぁぁあ」
優「ねーーーどうしようかわいい」
「最高の目覚めでしょ」
優「最高です
かわいいちゅーしたい食べたい」
優斗の目線は蒼弥一直線
蒼「ちゅー?」
「蒼弥そんなかわいい顔したらダメ、食べられちゃうよ」
蒼「ん〜? ゆうと、下いこー 」
くいくいって蒼弥が優斗の服の裾を引くけど、優斗はぼーっと蒼弥を見つめたまま
これはまずいと思って小悪魔を回収した
優「…あ、!ねえなんで取るの!」
「がちで蒼弥食べちゃいそうな顔してたから
蒼弥のちゅーは俺のだし」
ちゅっ、てもちもちの頬に口付ければ
んへへ って照れ笑いする
蒼「そぉやも、ちゅー」
そう言ってちゅーのお返しをくれた
「ふふ ありがとう はしもっちゃんと作ちゃんには内緒ね?」
優「ねえ!ずるい!そーや俺にもちゅーして!!」
蒼「え〜っ」
この歳にして自分に好意を向ける相手を転がす才能を持ち合わせてる
そしてなにより、俺らがかわいいかわいいって言い過ぎてるせいだけど
自分のかわいさ自覚しててかわいいことしてる
いつ戻るかわからないけど
小さくなった蒼弥もいっぱい可愛がりたい
優「そーや!ゆうぴんとこおいで!?」
蒼「ゆうとがそおやのとこ来るの〜!」
優「それはもちろん行くけど〜!」
end
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作者名:あいと | 作成日時:2022年9月29日 23時