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5、6回目のコール音で繋がった電話
作「……………ん、 みずっこん…？ なに？」
「おはよ、部屋の鍵開けて」
作「…えっ、なんで？、」
「お前に会いたがってる可愛い子連れてきてるから」
作「なにそれぇ〜」
電話越しの作間の声がだんだん近づいてきて
扉が開いた
「よ」
蒼「よ！」
短めの手をめいっぱい振り上げて作ちゃんに挨拶する蒼弥
蒼「ん〜っ、」
作「っえ、ちょ、」
俺の腕の中から抜けて作ちゃんの腕の中へ
作「…ガリさん、だよね？ ちっちゃいかわいい」
蒼「ちーがーう！ そぉや、そぉやなの」
作「そぉやなの？ごめんごめん かぁわいいねどうしたの」
でれっでれの顔でぎゅうって蒼弥を抱きしめてる
作「この世のものとは思えないくらい可愛いんだけどなんでちっちゃいの？」
「起きたらちっちゃくなってたんだって
理由は蒼弥もわかんないって」
作「そっかそっか 全然いいよ 茶髪天使じゃん」
作ちゃんのヲタク気質が…笑
「この茶髪天使に俺朝起こされてるからね
みずきくん、！って」
作間の腕の中の蒼弥の頬に手を添えれば、気持ちよさそうに擦り寄ってくる
作「なにそれずるい！」
「ほんとは蒼弥、朝起きてちっちゃくなってるって気づいた時に作ちゃんの部屋行こうとしたんだもんなー？」
蒼「そーなの！でもさくちゃ、おへやかぎしまってた…」
思い出しちゃったのか、シュンとしてる蒼弥を思いっきり抱きしめて
作「えーっ、 ごめんごめん もう一生かぎ閉めないから俺んとこおいで」
蒼「んぅう…、さくちゃ」
作ちゃん大好きな蒼弥も、負けじと首に抱きつくから
末っ子たち相思相愛って感じで可愛い
写真撮った
作「まってほんとにかわいい」
「連れてきてやった俺に感謝しろ」
作「最初さ、冗談かと思った
俺に会いたい可愛い子ってみずっこんが自分のこと言ってんのかなって
構ってちゃんなのかなって扉開けたら可愛い人が可愛い子抱いてるんだもん」
蒼「そおやかわいー？」
作「間違いなくこの世で1番かわいい」
作ちゃんがメロメロなことわかっててそんなこと聞くなんてちいさいながらあざとい
「そーや 最後優斗起こしに行こ」
蒼「うんっ、 みじゅっくん だっこ！」
作「いってらっしゃい 蒼弥また後でね」
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作者名：あいと | 作成日時：2022年9月29日 23時
