みんなのモノ (ページ20)

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まずは俺の向かいの部屋のはしもっちゃん

「ガリさん、こんこんして」

蒼「…がりさんやぁ、そおや！」

「そうやね笑ほらそーやこんこんして」

蒼「…こんこん！」

扉にぴたっと耳をくっつけて中の様子を伺ってる

「はしもっちゃん出てきそ？」

蒼「うぅん、、音きこえない」

「じゃあ入っちゃお」

ベッドの上のはしもっちゃんを見つけてキラキラした目でこっちを振り向いてきた

「いーよ笑」

俺の腕から飛び出してはしもっちゃんに飛びついた

橋「……っぐ、！え、なに？」

蒼「んふふっ、はしもっちゃ！おきておきてー」

橋「…え、ガリさん？なんか、ちっちゃくね？え、みずきなにこれどーゆーこと？？」

寝起きの寝癖付きの頭からハテナがたくさん飛んでる

足をぱたぱたさせてはしもっちゃ！はしもっちゃ！ってにこにこしてる蒼弥をさらっと抱き上げたはしもっちゃん

状況が理解できてないだろう顔でおはよって蒼弥と微笑みあってる

なにこれもの凄い幸せ空間

橋「瑞稀？どういう状況？」

「起きたらちっちゃくなってたんだって
原因は蒼弥もわかんないって」

橋「あーなるほど
にしてもそうやーお前かわいいなあ」

褒め上手なはしもっちゃんにたくさん可愛いって言われて満更でもなさそう

両手で顔隠してくふふって笑ってるかわいい

「はしもっちゃん起こせたし次のお部屋行こっか」

蒼「つぎ！さくちゃん！」

橋「俺下で朝ごはん作って待ってるわ」

階段降りてくはしもっちゃんにかわいくばいばいした蒼弥

当たり前のように両手を伸ばして抱っこーって、

「ん？笑」

蒼「みじゅっくん！んーっ！」

早く抱っこしてよって目で訴えてくる

「はいはい笑

あと蒼弥みじゅ、じゃなくて俺みずきだよみーずーき」

蒼「みー、ずー、き…？」

「そう正解！」

蒼「んふふみじゅっくん！」

「ねえ戻ってる笑」

みとずときで分ければ言えるみたい
合わせると今の蒼弥の滑舌だとまだちょっと難しいらしい

蒼「さくちゃ、どこー？、」

「ここ開けたらいるよこんこんしようね」

蒼「こんこん」

案の定中からはなんの反応もなくて

そりゃそうだよな

だってまだ6時回ったくらいだもん、

蒼弥を抱っこしたまま作間に電話