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21話〜過去の話〜 ページ22

私は生まれた時から極普通の家族と極普通で幸せな毎日を過ごしていた…

でも…あのことがきっかけで…全てが壊れてしまうなんて思わなかった…

私がまだ幼い頃…

いつも一人で遊んでいた

母にひとりで遊ぶよういつも言われてきたから…

A)「はぁ…一人あそび飽きちゃった…」

「なにしているの?」

あの子が私にとって生まれて初めて他人に話しかけてくれた

名前は…

「僕優一郎!ねぇ!友達になろうよ!」

初めての友達が出来て嬉しかった

でもきっとこのことを母や父にバレたらなんて言われるかわからない…

だから秘密の友達として仲良く遊んでいた

優一郎くんと一緒に遊んでいるととても楽しくてすぐ日が暮れちゃった

A)「そろそろ帰らなくちゃ怒られちゃうね…」

優一郎)「また明日も遊ぼ!」

A)「うん!」

でも…

A)「ただいまー」

母)「A…あなた男の子と遊んでるみたいね」

A)「な…なんでそのこと…」

母)「たまたま見ちゃったのよ…しかもあの子悪魔の子らしいわね」

A)「優一郎くんが悪魔の子なわけないよ!」

母)「あら…あの男の子を庇うつもり?それならこの家から出ていって!」

どうしてそんなことを言うのかわからなかった…

あんなに優しくて可愛い子が悪魔の子って言うのが信じられなかった…

母)「まだいたの!?さっさと出てってよ!」

A)「いたっ!お母さん…やめて…」

母)「お母さんなんて呼ばないで!あんたは私の子供じゃない!」

私が出ていくまで毎日毎日虐待をされ続けた…

私もとうとう耐えられなくなって家を出ていった…

だから…もう人と関わるのはやめる…

ずっと一人で生きていくんだって決めたんだ…

優一郎くんも家を追い出されたみたいで2人で一緒にいた…

数日後孤児院の園長先生が私達を見つけてくれた

そして孤児院に入れた…

本当は入りたくなかった…

だって友達なんていらないから…

22話〜本当の気持ち〜→←20話〜吸血鬼の元へ再び〜



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鏡音レン@ゆりにゃん(プロフ) - 本音あみさん» 本当!?ありがとー! (2015年12月21日 20時) (レス) id: 27a8eb114c (このIDを非表示/違反報告)
本音あみ(プロフ) - 面白い!!!!!! (2015年12月21日 19時) (レス) id: 46c9ed8597 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音レン@ゆりにゃん(プロフ) - あかいろさん» おぉー!ありがとう!! (2015年12月21日 15時) (レス) id: 27a8eb114c (このIDを非表示/違反報告)
あかいろ(プロフ) - 見に来ました♪やばい!続きが楽しみっ(☆▽☆ ) (2015年12月21日 0時) (携帯から) (レス) id: 0894d2b387 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりにゃん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kakuumusou1/  
作成日時:2015年12月20日 23時

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