また会える日まで…【終わりのセラフ】

３話〜貴族の吸血鬼〜 ページ3

スタスタッ

A)「あ…吸血鬼…」

子供)「あ…」

ぐしゃ

床で絵をかいている子供たちの手を！！

優一郎)「お前ら！」

ミカエラ・A)「優ちゃん／優一郎くん！」

優一郎)「お前ら！謝れよ！」

グイッ

優一郎くんの首を！

優一郎)「グッ…あや…まれよ…ぉ！」

ミカエラ)「ごめんなさい！彼すごくバカで頭が悪いんです！」

A)「離してください！」

「なーにしてるの？」

フードを被っていない…

貴族の吸血鬼…

吸血鬼の手から優一郎くんを離す

ミカエラ)「フェリド様！」

優一郎)「けほっ！ちょっ！ミカ！？」

フェリド)「やぁミカくん。今夜も僕の部屋に来るのかい？」

ミカエラ)「はい！お願いします！」

フェリド)「君の血は美味しいからねー…いつでも大歓迎だよ。今日はお友達も一緒に来るのかな？」

ミカエラくんの頬を撫でる

優一郎)「はぁ！？誰がングッ！」

ミカエラ)「すみませんフェリド様！彼はちょっと疲れていて」

フェリド)「それは残念…君は？」

A)「え？」

フェリド)「君は来ないのかな？」

A)「私は…」

ミカエラ)「あ！彼女もちょっと疲れているので！」

フェリド)「そうか…」

A)「いえ！行きます！」

ミカエラ)「え？」

フェリド)「そっかぁー♪それは楽しみだ♪じゃあね…今夜楽しみにしているよ」

ミカエラ)「あ！はい！」

フェリド様が帰っていく…

優一郎)「おいミカ！A！どういうことだ！？」

ミカエラ)「別に優ちゃんには関係ないよ」

優一郎)「関係ある！」

喧嘩し始めちゃった…

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