また会える日まで…【終わりのセラフ】

２５話〜君を救いたい〜 ページ26

優一郎)「ほら…ホットミルク」

A)「ありがとう…」

優くんからミルクを貰って1口飲む…

優くんはわざわざ私を探しに来てくれたみたいで今は月鬼ノ組寮に戻ってきている

優一郎)「A…ミカは生きてるんだな？」

A)「うん…私を守ってくれた…とは言っても居れるところがないから牢屋に入れられたんだけどね(苦笑)」

優一郎)「牢屋って…ミカのやつ…！」

なんか怒ってる！

A)「優くん落ち着いて！私を吸血鬼から見つからないようにするためだから仕方ないことなの！」

優一郎)「そ…そうか…ミカが吸血鬼になって生きてる…」

A)「うん…あ！でもね！目は赤くなかったんだ！ほかの吸血鬼とは違うから…完全に吸血鬼って訳では無いのかも！」

優一郎)「そうなのか！よかった…吸血鬼ヤローの仲間になっちまったら俺たち敵同士になるもんな…それだけは嫌だ」

私だって嫌だよ…

ミカくんと戦いたくない…

A)「ミカくんを取り戻さなきゃ…」

優一郎)「そうだな…吸血鬼になったとしても俺達の家族だ…」

絶対に失いたくないもの…

ミカくん…

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