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12話 ページ13

あのあと医者や看護師が駆けつけていた


あの男の子の家族らしき人たちが病室で泣き続けていたからやっぱりあの男の子は…。


その光景をあいつが近くで見ていたことも知っている



でもあいつもあんな顔するんだ

絶望しました。みたいな


まぁそうだよね人が人じゃなくなる瞬間なんて決して見るものでは無い


ましてやそれがもうすぐ自分に起こる出来事

平静でいられる方がどうかしている




私だってあの瞬間ゾッとした

もうすぐ自分の手で命を…

自分の手は震えていた



だけどこれは罰だから…
仕方のないことだから。

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作者名：刹稀 | 作成日時：2021年8月12日 0時

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