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Side元太
元「ねっむ……。」
いつものレッスン室のドアの前に立って、でっかいあくびをする。
今日はただでさえ早い時間からのレッスンだったのに、なんでか目覚ましより早く目が覚めた。そのせいで眠気がやばすぎて、全然目が開かない。
俺はもう一回あくびをしてから、半目のままドアを開けた。
元「…ん？」
ドアを開けた瞬間聞こえた、ケホケホと咳き込む音に俺の耳が反応する。半開きだった目が、一気に全開になった。
元「ちゃか？大丈夫？」
宮「ん、だいじょぶ…。」
大丈夫って言ってるけど、見た目は全然だいじょばない。いかにも疲れてますって感じで何回も目が閉じそうになってるし、顔色も最悪だ。
如「やっぱり、今日は見学にしよう？」
ちゃかの背中をさすってた如恵留が、優しい声で言う。でも、ちゃかは首を横に振るばっかり。
如「う〜ん、どうしたもんかね…。」
俺と如恵留が悩んでる間に、レッスン室のドアが開いてずや兄が入ってくる。少し遅れてケイとしめ、海人も入ってきた。
閑「もしかして、ちゃか体調悪い？」
倉「今日は見学にしたら？めっちゃ苦しそうだもん。」
俺とか如恵留が言ったのと同じようなことを言われて、ちゃかが悲しそうにうつむく。しばらく黙って下を向いてると思ったら、急にその目からポロっと涙が落ちた。
海「え、海斗！？」
龍「ちゃか、泣かなくていいんだよ〜。」
弱ったモードのちゃかは珍しいからか、俺以外のメンバーが急にあたふたし始める。俺はなんだかんだで一回見てるからびっくりはしないけど……
宮「ゲホゲホッ、、ヒュッ、っ、ゲッホゲホ、」
やっぱり、この苦しそうな姿はどうしても見慣れない。
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おさと(プロフ) - ぷりんさん» ぷりん様、こんばんは！続編のリクエスト、とても嬉しいです😭詳細な内容をありがとうございます！またまた長くお待たせしてしまいますが、どうか気長にお待ちください💦 (2022年9月21日 19時) (
レス) id: d73b661cf7 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - →あるサラリーマンには煩いと怒鳴られ殴られる。それでも元太を助けたい一心で諦めずに声を出して喚き続ける海人に救いの手が。優しい通行人が事情に気づいてくれ、救急車を呼んでくれて元太は一命を取り留める。長くてすみませんがどうかよろしくお願いします😭 (2022年9月20日 21時) (レス) id: 7d488f5410 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - →急病人がいること、住所を懸命に声に出すが上手く発音できないので全く伝わらない。このままでは元太が死ぬと思った海人は紙に事情を書いて裸足のまま家を飛び出て、言葉にならない声で助けを求めて叫ぶ。訳の分からない大声を出す様子を見た通行人は皆侮蔑の目を向け (2022年9月20日 21時) (レス) id: 7d488f5410 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - →元太はブラック企業に勤めており、ある日過労から突然心臓発作で呻き声を上げて倒れる。様子がおかしいと気づいた海人が大声で呼びかけるが反応はない。白目を剥き土色になってく元太を見た海人は、救急車を呼ぶため人生初の電話を決意する。自分は耳が聞こえないこと (2022年9月20日 21時) (レス) id: 7d488f5410 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 遅くなりすみません！「チョコよりあまい」とってもよかったです！書いていただきありがとうございます✨今更なのですが、続編をリクエストしても良いでしょうか？社会人になった2人はルームシェアしていた。海人は相変わらず発音が上手く出来ないが懸命に暮らしていた (2022年9月20日 21時) (レス) id: 7d488f5410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさと | 作成日時：2022年8月28日 16時
