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礼儀の教え方 ページ6

ある日首領から貴方と双黒は呼び出されるでしょう。

理由は「顔を見たくなった」らしいです。






マフィアビル内で幼い双黒は絶対に貴方の服の裾を必ず掴んでいます。
死との隣り合わせの世界ですもんね、隣に居てくれる貴方から離れたくないのでしょうか。





厳重なセキュリティを通過し首領室への扉が開きましたね。
首領と見慣れた貴方の直属である上司の顔です。







「久しいのうA。
お主の顔が中々見れなくなって迎えに行こうかと思っていたのじゃ。」



「紅葉君近づくとそこの二人が犬のように威嚇するから__ちょっ金色夜叉を出さなくても。」








首領の止める声も頼りないです。尾崎幹部が親しく話しかけただけで双黒は舌をべぇと出しています。




五大幹部に対して失礼極まりないです。貴方の肝が持ちませんね、目の前の金色夜叉が刀を引き抜こうとしています。





無理矢理二人の頭を押し、礼儀を教えてやりましょう。








『まず人に会ったらこんにちはでしょ!』








「う…っ…__こ、んにちは…。」


「……こん、にちは。」







きこちないですが言葉にできました。

少しバレない程度に撫でて置きましょう、こっそりと。


何事も無かったかのように金色夜叉が消えました。代わりに振り袖を口元に寄せ、一枚写真を懐古の眼差しで撮る尾崎幹部が居ます。






「二人とも見た目だけは愛のう…。」





「矢張A君に適任だったね。
私が二人を世話しきれたのは二日間が限界だった。」






首領はがくりと項垂れています。貴方に引き渡す前の事でも思い出したのでしょう。

顔が疲労で満ちています。






「森さんの所じゃあ僕達手に負えなかったもんね。医務室の薬割り散らかしたのは手を出してきた中也のせいだからね?」



「手前が蛞蝓を俺のクッキーの上に乗せていたのが悪い。足で頭蓋骨割ろうかとした。」



「やめて…二人の喧嘩はマフィアビルに穴が空くから……修繕費馬鹿にならないんだからね。彼処にあった薬代なんかも……」



「…鴎外殿も難じゃのう…。」







額に関しては考えたくありませんね。
億は余裕で越えるでしょう。




因みに太宰君と中也君は現在の記憶は曖昧ですが、お互いや首領と交流があることは覚えているらしいですね。






「其よりおばさん何で今日は此処に居るの?」


「偉い人にしては和服って__」







はい首が飛んでも可笑しくない発言です。直ぐ土下座をさせましょう。

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聖良(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品とても好きです。更新頑張ってください。ずっと応援しています。 (2023年1月15日 11時) (レス) @page47 id: 6b3156758f (このIDを非表示/違反報告)
白氷(プロフ) - 三斗(トリップ願望者)さん» ゆっくり更新ですが、気長に待ってくださると嬉しいです…!ショタは永遠です。これからも【双黒の育て方】をよろしくお願い致します! (2022年8月15日 21時) (レス) id: 390407dfce (このIDを非表示/違反報告)
白氷(プロフ) - まるさん» お久しぶりです。なかなか更新できる時間が少なく、更新を滞っていました……全部見直してくれるだなんて本当に嬉しいです。更新気長に待って下さい…! (2022年8月15日 21時) (レス) @page45 id: 390407dfce (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - また更新してほしいです。推しのショタって神ですよね(´∀`*)ウフフ (2022年7月30日 1時) (レス) @page43 id: 50d700a5ed (このIDを非表示/違反報告)
まる - お久しぶりです!最近はなかなか更新の連絡がないので少し心配でした(-_-;) いま、全部見直してきた所なんですが、やっぱり神ですね。死ぬほど神です。更新永遠に待ってます (2022年7月4日 23時) (レス) @page43 id: 5775e80e82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白氷 | 作成日時:2021年10月23日 17時

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