プロローグ2 ページ2
『本当にそういうの専門外なんで！』
轟「俺じゃ…ダメなのか？」
そんな上目遣いで見ないでください！
捨てられた子犬みたいな目で見つめないでください！
『ダメとかより前に結婚できる歳じゃないです！』
轟「じゃあ待つ」
『へ…？』
轟「16になるまで待つ」
そうだ、この人に常識は通じないんだった
轟「ダメか…？」
正直に言おう
『ダメですね』
轟「じゃあ振り向かせてみせる」
焦凍さんが私の手を掴んだ
『わぁぉ…』
あんた多分大人だろ！？高一口説くなよ！！！
遠くから爆発音が聞こえた
今日は何かと
爆「おい半分野郎…テメェどうなるかわかってんなァ？」
事件が多すぎる
緑「か、かっちゃん！夜中だよ！？住んでる人起きちゃうよ！！！」
爆「ｯﾁ、半分野郎テメェ手間かけさせやがって」
轟「お陰で好きな人ができた」
爆「…は？」
轟「咲だ」
ツンツンの人が私を見つめて
爆「お前頭おかしいんか？」
と言った
まぁ、そうなりますよねぇ…
私ただの通りすがりの不登校だし
そんな美少女な訳もない
『あの！』
爆「なんだァ？」
『帰らせていただきます…』
そのまま帰ろうとしたらツンツンの人に腕を掴まれた
本日2回目なんだけど腕掴まれんの
爆「まだ話は終わってねぇ」
『で、ですよね〜』
緑「ちょっとかっちゃん！ごめん、痛くなかった？」
『全然大丈夫です！』
嘘です！めっちゃ痛いです！！！！
助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！！！
爆「あとちょっとだから残れるか？」
『あ、はい』
やったっ…！もうすぐでゲームができる…！！！
爆「お前学生だよな？」
『高校生です』
爆「じゃあなんでこんな夜中に公園にいんだァ？」
不登校なんて言えない…
そんなの言ったら一生の恥だよ！
『えっと…』
爆「嘘ついたらコロス」
『不登校なんですごめんなさぁぁぁぁぁい！！！』
爆「そうか、じゃあ大丈夫だ」
何が大丈夫だ、こっちは学校行けねぇんだぞ？
…まぁ、この引きこもり生活が幸せなんだけどね★
爆「半分野郎が迷惑かけたな、すまねぇ」
『全然大丈夫ですよ！じゃあこんな夜中ですし気をつけて帰ってください！』
轟「今週の日曜、この公園で16時にこのベンチにいる」
来いとでもいうのか？引きこもりに日中に外に行かせんの？？？
……きっつ
爆「じゃあな」
『あ、はい』
こうして長い夜が終わった
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らるし - すごくいい雰囲気ってことはわかってるんですけどそれでもお前の笑顔がみてぇんだのところでマボロキ君が、、、 (2022年8月25日 18時) (
レス) @page16 id: 49ca5138f6 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話めちゃ好きです！更新頑張ってください！ (2022年4月27日 5時) (レス) @page16 id: 1a24521b43 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりぅ - ありがとうございます！なんかどんどんシリアスになっていくような気がしてならないですが、頑張ります！！！今までギャグばっかり書いてきたので下手かもしれませんが、最後まで見ていただけると嬉しいです！ (2022年4月6日 22時) (レス) id: 0aa3b21c29 (このIDを非表示/違反報告)
ねってこ(プロフ) - 無茶苦茶楽しみです… (2022年4月5日 0時) (レス) @page12 id: 4d9de8bd95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりぅ | 作成日時：2022年4月2日 0時
