二十一話 ページ23
だけどタクシーで運ばれただけで私が諦めると思ったのか？
『あ、すみません。少しお手洗いに行きたいのでここで降ろしてもらっていいですか？料金払いますね』
そしてそのままダッシュでまた体育祭に戻った
そして会場まで戻った時の試合会場は
爆「ふざけんなよ！こんな一位なんて…こんなの、こんなのっ！！！！」
主人が轟くんの胸ぐらを掴んで叫んでいた
主人の気持ちはよくわかる。私も殺す時に相手に「俺強いから大丈夫」って野郎が依頼されるから(絶対違う)
今回は主人が悔しいやつだ
まぁ、私まだ本気で戦ったことないんだけどね
『でも依頼の対象は決まったし、いっか♫』
ボーナス対象：緑谷、爆豪、轟、飯田、常闇
一瞬で殺せる対象：青山、芦戸、麗日
一瞬で殺せる対象の方は正直個性的な相性だ。決してその人たちが弱いわけではない
透ちゃんもいいと思ったけど、死んだかわかんないから除外
ボーナス対象で一番金が積まれるのは出久くんだ
死柄木が一番苦手そうなタイプだし
そんなことを考えながら主人の暴れている表彰式を見届けていた
『さ、帰ろう』
相「何が帰ろうだって？」
『あ、はははは…』
また逃げたが案の定追いつかれた
相「お前なんでそこまでして体育祭に来るんだ」
呆れた顔で聞かれた
『憧れの体育祭っ…出られなかったから…ﾋｯｸﾞｯ…見るだけでもしたくて…ｽﾞﾋﾞｯ』
相「お、おぉ…大丈夫か？」
相澤先生慌てている
おそらくこうなることを予想してなかった上に、体育祭を楽しみにしてたと思ってなかったのだろう
正直楽しみにしてなかった
そう、これは嘘泣きである
よく警察やヒーローの前などで使う戦法だ
相「あ、すまん…」
おそらくそろそろ来るだろう
爆「は…？A！？大丈夫か！！！！」
主人を召喚した
この会場に彼女が居ると思うから、私が泣いていても無視できないのだふはははは
主人は先生をにらんで、私の体を抱えた
『なんでお姫様抱っこなんですか！！』
爆「うっせぇ」
何度聞いても軽くあしらわれ、通りがかった切島くんやお茶子ちゃんには笑って見過ごされた
『…私って人望ないんですかね』
爆「急にどうした」
『何でもないです』
ガチめに心配されたので答えは聞かないでおいた
べ、別に答えが人望ないと言われる気しかしないなんて思ってないんだからねっ！！！
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林檎 - 委員長は緑谷じゃなくて飯田です (2022年5月9日 18時) (
レス) @page6 id: 7c979afce5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりぅ - 私の不注意ですみません… 報告ありがとうございます！！！！ (2022年4月8日 21時) (レス) id: 0aa3b21c29 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 雄英はリボンじゃなくてネクタイです (2022年4月8日 14時) (レス) @page1 id: 9e3f851b03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりぅ | 作成日時：2022年3月28日 19時
