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光side
俺たちがどうしようと焦っていると、彼の目がうっすらと開いた。
「大丈夫？すごい熱あるよ？」
伊「っ……はぁ……ほっとい、て……はぁ…」
こんなに辛そうにしてるのにほっといてなんてバカなんじゃないか。
ガチャッ
薮「ただいま〜…あれ、伊野尾どうした？」
俺たちを拒む彼に困っていると薮が学校から帰ってきた。
「こいつすごい熱なんだよ。でも俺たちが部屋行こうって言ってもほっといてって…」
薮「まじか。伊野尾？ベッドのほうが楽だよ。向こう行こうよ」
伊「…いい……はぁ…自分で、行くから……はぁ…ほっといて……はぁ」
薮が優しく言うもそれも拒む。
ふらふらと立ち上がり、自分の部屋に向かおうと歩き出すけどすぐに座り込んでしまった。
薮「ほら無理だって。支えてやるから行こう？」
薮がそう言って支えてやると今度は素直に言うことを聞いて部屋に向かった。
やっぱり薮の言う事には少し素直だよね…
高「俺たち何も出来なかったね…」
高木も少し寂しそうな表情を浮かべて呟いた。
「とりあえず俺らも様子見に行こっか」
部屋に入ると薮にベッドに寝かせられている彼。
高「どう……？」
俺たちは扉のから顔だけを出して覗き込む。
薮「ん、横になった途端寝ちゃったよ。どうしたんだろう、風邪かな？」
廊下に突っ立っているのもなんだし、彼の部屋に入って様子を見る。
ベッドに横になっている彼は辛そうにしているけど寝れているみたい。
しばらく様子を見ていると廊下からドタバタと言う音とともに騒がしい声が聞こえてきた。
大「ねえ、何で誰もいないの？ってかみんなこんな所で何してるの？」
そんな大ちゃんの不満の言葉が飛んでくる。
高「大ちゃん静かに！寝てるから」
大「えっ？伊野ちゃんどうしたの！？」
心配そうにした顔の大ちゃんが勢いよく部屋に入ってくる。
薮「熱出ちゃったみたいで、結構高いんだよね」
ベッドサイドに座って心配そうに見つめる大ちゃんは犬みたい。
薮「とりあえず寝かしておこうか。うるさいと起きちゃうし、リビング行こう」
なんだかいつも抜けている薮が頼もしく見えた。
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緑と青の真耶華(プロフ) - 更新楽しみにしてます^ ^ (2018年2月10日 19時) (
レス) id: d7dd0026d0 (このIDを非表示/違反報告)
あいす。(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからも、チーズケーキさんのファンです！作品も大好きですっ★こちらこそ、お願いしますね(*^^*) (2017年9月12日 21時) (レス) id: b9cecfea1a (このIDを非表示/違反報告)
チーズケーキ(プロフ) - あいす。さん» あいす。さんお返事遅くなりすみません(>_<) 放置気味なのに見にきてくださってるなんて感激です（ ; ; ）書く意欲がでます！これからもよろしくお願いします☆ (2017年9月12日 21時) (レス) id: 3d28ec6876 (このIDを非表示/違反報告)
あいす。(プロフ) - すごく面白いです！いつも、更新されてないかな？って見に来てます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2017年8月27日 21時) (レス) id: b9cecfea1a (このIDを非表示/違反報告)
チーズケーキ(プロフ) - ひなたさん» ひなたさんコメントありがとうございます(>_<) 更新止まっているのに応援していただき本当に感謝です（ ; ; ） 近々更新出来ると思いますのでこれからもよろしくお願いいたします☆ (2017年8月16日 21時) (レス) id: 3d28ec6876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーズケーキ | 作成日時：2017年6月15日 23時
