手を伸ばして

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光side


あれからみんなでご飯を食べて今はそれぞれ好きなことをしている。


大「伊野ちゃん大丈夫かな〜しんどそうだったね。大丈夫かな〜」


ソファに寝転びながらさっきから呪文のように同じことを言う大ちゃん。


「大ちゃんうるさいよ」


大「でもさぁ、しんどい時に1人って寂しくない？見てこよっかな〜」


確かに1人は寂しいか…


「俺、ちょっと見てくる」


お粥と冷却剤を持って彼の部屋に向かう。


薮「光って何気に心配してるよね〜」


「違うって！お粥もったいないから持っていくだけだよ」


ふにゃふにゃと笑う薮に言われて何だか恥ずかしくなってきた。




部屋に入るとやっぱりまだ寝ている。


お粥を机に置いて、冷却剤を変えてあげる。


「寝てるならいっか、戻ろう…」


起こさないようにと音を立てずにゆっくりと扉の方へ向かう。


伊「……んっ………」


やべ、起こした！？


そう焦って彼のほうを見るけど目は瞑られたまま。
よかった……



「あれ……」


よく見ると彼の目からは少しだけ涙がツーッと溢れている。




”俺を、殺してよっ！”




昨日からずっと気になっていた彼の様子と言葉。


でも直接聞いたって絶対教えてくれないのは分かっているし、どうしたらいいか分からない…


薮にでも相談する…？


今の彼の状態が昨日の事と関係しているんじゃないかと考えてしまう。


薮が言っていた、彼が助けてって言っているような気がするって事が今は分かる気がする。


何かを背負っている事は分かるけどそれが何なのか、何があったのかは全然分からない。


薮ならこう言う事、聞きだせるのかな…


涙を流す彼を見ながらそんな事が頭の中にぐるぐると彷徨っていた。



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伊野尾さん27歳のお誕生日ですね！(＾_＾)
ギリギリ間に合ってよかったです…
いつも元気をくれて、本当に伊野尾さんの何もかもに尊敬してます。


ただただ、健康にだけ気をつけてお仕事頑張って欲しいです！
おめでとうございます(^ ^)


★チーズケーキ★

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