虹色

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中島side


八「どうしようか…このままじゃ1人で帰れないよね…」


あれから圭人は熱が高くてキツイのか眠ってしまった。


中「そうだよね…圭人俺の家連れて行くよ！1人にさせたら心配だし」


このまま家に帰してもこの身体じゃ何も出来ないだろう。


八「本当？助かる。俺この後ヒルナンデスのロケあるから悪いけど裕翔に任せるわ」


光くんは帰る準備を始める。


八「圭人？俺もう行くけどちゃんと安静にして寝てろよ？じゃあ、裕翔頼むな」


そう言って光くんはマネージャーの車に乗って行った。


さてと。


中「圭人？起きれる？マネージャーの車で俺の家行こう。支えるよ」


岡「ん……はぁ、はぁ…裕翔ごめんね…」


自分が辛いくせにいつも人のことばっかり考える圭人はこんな時でも人のことばっかり。


中「そんなこといいから。今は頼ってね」


そのままマネージャーの車に乗り、俺の家に向かってもらう。


車の中でも圭人は辛そうに俺に自分の身体を預けてぐったりとしている。


可哀想に…


岡「ん………」


中「圭人どうした？」


俺に身体を預けた圭人がもぞもぞと動き始めた。


岡「…寒い……はぁ、はぁ…」


中「寒いか…これ、かけときな？」


近くにあったブラウンケットをかけてあげる。



マ「着きましたよ。岡本さん大丈夫ですか？俺も行きましょうか？」


中「いや、大丈夫です。マネージャーも忙しいしね」


マネージャーの車から降り圭人を支えながら部屋に向かう。


圭人はふらふらしていて歩くのもままならないくらい辛そう。

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