七十八滴 ページ6
ーーー
グラウンドの許可を出して自主トレをする
家にいると、どうしてもエンデヴァーがチラつく
ふと、自分の実の父の顔が思い浮かばれた
『、、、腹立つ』
氷の刀の温度をより低くする
試しにコンクリートに向かって切りつけると、折れなかった
やっぱり温度を低くして、より凝固にすると、折れにくくなるな
そう分析していると、後ろから足音がした
「おい、委員長」
後ろを振り返ると、濃薄が居た
ライオンのようなオレンジ色の髪の毛が、街頭に照らされ、キラリと光る
自分の髪の毛も反射しているのか、目の端で白い光が映る
緊張が走った
『ん？どうした』
俺は目を細めて、笑顔を浮かべた
「俺とタイマンしろ」
『え、、、！？』
いきなりのこと過ぎて、思わず情けない声を出してしまった
「流石に体育祭前だから個性使用は無しだ」
『わかった、、、！！いいよ！！』
俺は手に持っていた刀を水に変え、氷の玉を作った
『これが地面に着いたら開始ね』
「それ、お前氷操れるんじゃねぇの？」
『安心して、、、！流石にそんな不正はしないよ！』
氷が操れないことは一応黙っておこう
俺は氷の玉を上に投げた
･
･
地面に着いたその瞬間
足を踏み込み、濃薄に向かい、飛び込んだ
単純な近接戦闘は苦手だ、ここで勉強させてもらおう
胸ぐらを掴もうとするが、手で止められる
腕を掴まれたが、まぁ、作戦道理だ
足で地面を蹴り、そのまま濃薄の腹に足裏をつけて、踏み込む
流石に全体重をかけると体に影響が出るから、片足は地面に着けた
が、膝の裏を攻撃され、倒れ込む
そのまま覆いかぶされた
『はぁ〜、、、つっよいね』
俺は両手を上げて、降参の意を表した
「降参か？」
この状況だと、怪我なしで逆転は不可能だ
『どこをどう見たら俺が逆転できるの？怪我覚悟ならできなくはないけどさ』
「仕方ねぇな、降参を受け取るよ」
思わずイラッとしたが、何とか耐えた
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫
濃薄 度
http://uranai.nosv.org/img/user/data/4/9/8/498aedeb2a757acc9cd9f7889ce13ff9.png
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冷夏(プロフ) - 可愛いですよね〜(´ｰ｀)！これにて学園編は終了です！次はプロヒーロー編です！ (2022年3月10日 20時) (
レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - 燈矢がここできたー！でも気づかない夢主君。鈍感かわいいんやけど…というか学園編は完結ですかね？それだったらマジおめでとーございます！頑張って下さい！ (2022年3月10日 20時) (レス) id: 920c112846 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - elliscat810さん» ああああああああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞりがとｵｵｵｵｵｵｵｵｵｺﾞｻﾞｲﾏｽｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳ！！！！！！！ (2022年3月10日 17時) (レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - 苓さん» 夢主くんは鈍感なとっても可愛い生き物なので気づかなかった見たいです(⌒ ͜ ⌒) (2022年3月10日 17時) (レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
elliscat810(プロフ) - 苓さん» いやそれなｽﾝｯ (2022年3月10日 16時) (レス) id: 4296e190f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷夏 | 作成日時：2022年2月21日 16時
