百八滴 ページ36
あの後冬美が恐る恐る帰ってきて、安心したあと、少し雑談を交わした
気づいたら面会の時間が終わりを迎えていた
「今日はありがとう、久々に会えて嬉しかったわ」
「こっちこそありがとう！！お母さんに会いたかったから、会えて嬉しかったよ！」
『俺も、母さんの顔色良さそうで安心した』
荷物をまとめて、俺は病室を出ようとした時、母さんが聞いた
「次はいつ来れそう？」
俺はしばらく考えた、確かもう卒業したらすぐ留学で2年間ヒーロー活動の学習をする
俺の場合、個性増強剤についても学習するから、相当多忙だ、帰れる見込みは2年後だ
『、、、留学で日本から居なくなるから、2年は会えないかも、帰ってきたら絶対会いに行くね』
「、、、まって、それ初耳なんだけど」
『え、、、？』
あれ、、、確か、、、言って、、、、、、ないな
「Aって、たまにうっかりさんになるね」
『ごめん、、、来週から留学するね』
「もぉー！！A兄〜！！」
ーーー
春
俺は雄英高校を首席で卒業した
濃薄も留学するらしい、だが、大学が別だから、卒業する年も別になりそうだ
『じゃあ、留学してくるね、なんかあったら駆けつけるから』
靴を履いて、俺はキャリーケースを持ちながら、後ろに振り返った
冬美と夏と焦凍が出迎えをしてくれた
「心配だよ〜！犯罪とか巻き込まれないようにね〜！！！」
冬美は心配性だなぁ、、、
『むしろ真正面から向かう立場なんだけどな、、、』
「、、、A兄、、、！何時でも帰ってきていいからね、、、」
『うん、2年間なんてあっという間だよ、すぐ帰ってくる』
「行ってらっしゃい！」
『行ってきます、、、！』
俺は家を後にした
・
『ひでぇ大雨だな、、、』
ーーー
傘を開き、大通りを歩く
俺は花屋に入り、店員に声をかけた
『あの、、、この花でお願いします』
俺は青い花を指さしてそういった
ーーー
勿忘草を持って、墓地に向かう
やっぱりこの花はとても綺麗だな、、、
道を歩いた先の、轟家乃墓の前で止まった
『燈矢、、、』
俺は花を添えて、手を合わせた
ヒーローになるために、遠くの方に行って来る
空から見守っててくれると嬉しいな
戻ってきた時には、俺はヒーローになるから、楽しみにしててね
・
・
・
「どこに行くの？」
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冷夏(プロフ) - 可愛いですよね〜(´ｰ｀)！これにて学園編は終了です！次はプロヒーロー編です！ (2022年3月10日 20時) (
レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - 燈矢がここできたー！でも気づかない夢主君。鈍感かわいいんやけど…というか学園編は完結ですかね？それだったらマジおめでとーございます！頑張って下さい！ (2022年3月10日 20時) (レス) id: 920c112846 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - elliscat810さん» ああああああああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞりがとｵｵｵｵｵｵｵｵｵｺﾞｻﾞｲﾏｽｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳ！！！！！！！ (2022年3月10日 17時) (レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - 苓さん» 夢主くんは鈍感なとっても可愛い生き物なので気づかなかった見たいです(⌒ ͜ ⌒) (2022年3月10日 17時) (レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
elliscat810(プロフ) - 苓さん» いやそれなｽﾝｯ (2022年3月10日 16時) (レス) id: 4296e190f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷夏 | 作成日時：2022年2月21日 16時
