百五滴 ページ33
『ありがとう、、、ございます、、、でも、、、俺家帰らないと、、、』
俺はペットボトルの蓋を空けて、ちびちび中身を飲んだ
「安心したまえ、君のスマートフォンから妹さんの轟冬美さんに今日帰宅しない趣旨を連絡した」
一瞬、飲む動きを止めた
『はは、、、抜かりがないですね、、、あと勝手に人のチャットは覗かない方がいいですよ、、、』
「すまない、違法デニムだったのか、、、」
、、、違法デニム、、、？？
「とにかく、いつも苦労している分、今日は休んでも何もバチは当たらない」
ジーニストさんはベットに腰掛けて、俺の方をじっとみた
「相変わらず、、、整った顔立ちだな、、、」
そう言って、ジーニストさんは俺の頬を撫でた
『、、、？』
「気晴らしに、質問だ、軽い恋バナをするとリラックスできる
年上か年下だったら、、、どっちが好みだ？」
この好きは、、、恋愛に関してか、、、？
俺はありのまま伝えた
『、、、、、同い年です』
風邪になると、頭の機能が低下して、深く考えずに回答してしまうんだなぁ、、、
とても危険だ、早く復帰しないと
「そうか、、、」
俺はジーニストさんの暖かい手に包まれながら、疲れを取った
「禊は素晴らしいヒーローになれる」
もう夢か現実か分からないくらいの時
俺は心中を漏らした
『、、、もっと褒めてください、、、』
訓練をまだしてくれた父さんのことを思い出した
燈矢がまだいた頃を思い出した
青い炎が脳裏に浮かぶ
『、、、ぉれを見て、、、とう、、、ゃ』
視界が暗転した
ーーー
目覚めると、ジーニストさんの事務所の一室だった
体調はいつもどうりになっていて、倦怠感もなかった
スマホで時刻を確認すると、いつもは学校に向かう時間、、、だけど、今日は日曜日、特に急ぐ必要は無いだろう
俺は帰ろうと立ち上がった
「起きたか、体調はどうだ？」
丁度いいタイミングで、ベストジーニストさんが部屋に入ってきた
『お陰様で、何とか今までどうりの体調になりました！』
あとはこのまま帰って、冬美に報告しないとな、、、
「日曜は人も多い、気を付けて帰りたまえ」
『はい、、、！』
俺は荷物を持って、家に向かった
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冷夏(プロフ) - 可愛いですよね〜(´ｰ｀)！これにて学園編は終了です！次はプロヒーロー編です！ (2022年3月10日 20時) (
レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - 燈矢がここできたー！でも気づかない夢主君。鈍感かわいいんやけど…というか学園編は完結ですかね？それだったらマジおめでとーございます！頑張って下さい！ (2022年3月10日 20時) (レス) id: 920c112846 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - elliscat810さん» ああああああああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞりがとｵｵｵｵｵｵｵｵｵｺﾞｻﾞｲﾏｽｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳ！！！！！！！ (2022年3月10日 17時) (レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - 苓さん» 夢主くんは鈍感なとっても可愛い生き物なので気づかなかった見たいです(⌒ ͜ ⌒) (2022年3月10日 17時) (レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
elliscat810(プロフ) - 苓さん» いやそれなｽﾝｯ (2022年3月10日 16時) (レス) id: 4296e190f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷夏 | 作成日時：2022年2月21日 16時
