百滴 ページ28
心臓がバクバクと鳴る
徐々に聴力を戻していき、周りの歓声が聞こえるようになっていった
同時に、パキパキと、髪の毛が凍る音が入ってくる、さすがに使いすぎたか
「濃薄度！場外！！轟A！勝利！」
「今年の優勝は〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！轟A！！！！！！」
『や、、、やった、、、』
自然と笑顔が出た
『燈矢、、、、、、見てた、、、、、、？、、、』
俺は、天に向かって、そう言った
直接言葉は帰ってこなかったけど、心が暖かくなった、見てくれているのだろう
ーーー
体育祭が終わり、俺はあるところに呼び出された
この都市でも特段にデカいビルを見上げる
ここが公安のビルで間違いないだろう
俺は中に入り、受付に向かった
『すみません、雄英高校から参りました！轟Aです、会長さんにご用事があるのですが、、、』
受付の人も、俺が来ることは伝わってたらしく、名前を名乗るとハッとした様子だった
「轟さんですね、では、これを持って25階の会長室へどうぞ」
そうして名札を渡される、カードキーも着いていた
表を見ると、俺のヒーロー名、禊と書かれていた
それを首にかける
『ありがとうございます、、、！』
そうして俺は、エレベーターで25階まで上がった
扉が開くと、一直線の廊下、突き当たりには大きな扉があった、あそこだろう
無機質な白い廊下を歩いて真っ直ぐ行く
はぁ、、、公安にはあんまり行きたくなかったな、、、黒い噂が耐えないところだぞあそこは、、、
でも、家にいる時間が減るのは良いな
俺はエンデヴァーの顔を思い出し、顔を顰めた
すると、角からでてきた人にぶつかった
「あ、すいません、前見てなくて、、、
？？？！！！」
赤い羽根、、、？？
歳は二個下くらいかな？
俺は笑顔を作って、返事した
『ごめんなさい！俺も不注意でした！』
頭を下げ、横を通り過ぎた
「あ、あの！！！」
後ろからさっきぶつかった男の子の声が聞こえた
俺は後ろを振り返って、男の子の方を見た
「い、いつも応援しとー！」
え、俺のファンか？？？？すげー、、、存在するんだ、、、
それに、、、方便？？しとー？してるでいいよな？
『ありがとう！』
俺は手を軽く振り、会長室に向かった
ーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 311人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
冷夏(プロフ) - 可愛いですよね〜(´ｰ｀)！これにて学園編は終了です！次はプロヒーロー編です！ (2022年3月10日 20時) (
レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - 燈矢がここできたー！でも気づかない夢主君。鈍感かわいいんやけど…というか学園編は完結ですかね？それだったらマジおめでとーございます！頑張って下さい！ (2022年3月10日 20時) (レス) id: 920c112846 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - elliscat810さん» ああああああああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞりがとｵｵｵｵｵｵｵｵｵｺﾞｻﾞｲﾏｽｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳ！！！！！！！ (2022年3月10日 17時) (レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - 苓さん» 夢主くんは鈍感なとっても可愛い生き物なので気づかなかった見たいです(⌒ ͜ ⌒) (2022年3月10日 17時) (レス) id: c1e60d2a0d (このIDを非表示/違反報告)
elliscat810(プロフ) - 苓さん» いやそれなｽﾝｯ (2022年3月10日 16時) (レス) id: 4296e190f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：冷夏 | 作成日時：2022年2月21日 16時
