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蛍光灯の光は燈矢のおかげで遮られているが、真っ暗な状態から急激に光に照らされた俺は、目を細めた
「ああごめんなァ、アルビノは確か光に弱いんだよな」
燈矢は俺を1度地面に下ろして、上に覆いかぶさって俺を抱きしめた
目の前の光が少しだけ抑えられ、俺の目もすぐに慣れてきたおかげで、燈矢の姿を確認することができた
髪色は白から黒になっていて、火傷も酷かった
だが、浅葱色の瞳はそのままで、見間違えることもなかった
『やけど…』
俺は口端から耳にかけて裂けている皮膚をなぞる
「あぁ、これな、痛みはもう感じねェから気にすんな」
燈矢は俺の手の甲を掴み、俺の指先を燈矢の唇に近づけさせる
下唇をなぞると、ザラザラとした感触があり、同時に心が傷んだ
「やっぱり柔らかい唇の方がいいか？」
『そんなことない』
「即答かよ」
燈矢はそう言って、口角を若干上げた
すると、顔を近づけて、俺の首元に顔を埋めた
「Aの匂いだ…懐かしいなァ、ずっとこうしたかった」
首筋にかかる息がくすぐったくて身を捩らせるが、逃さないと言うように強く抱き寄せられる
俺はただされるがままになっていた
暫くして満足したのか、ようやく離してくれた
そして、俺を見つめてくる
「A…ずっと会いたかった、、お前に会いたくて辛かった。俺は、俺はなァ、A、お前を愛してる。俺にはAしかいないんだよ。だから…俺を捨てないでくれ…俺から離れるな…」
燈矢は俺を強く抱きしめたままそういう、その声色は泣きそうで、父さんに見て貰えなかった時の夜を思い出す
『大丈夫、俺がいるから…』
俺は燈矢の背中をさすりながら言う
すると燈矢は俺から1度離れ、俺の唇を撫でた
「やっぱり柔らかくて綺麗だなァ…」
燈矢は舌舐めずりした後、今度は額を合わせて、ほぼ目と鼻の先になった
『ッ！？』
「はは、Aは相変わらず初々しい反応するなァ、でも可愛いぜ」
『と、燈矢…なにして…』
燈矢は俺の顎を掴むと、親指で俺の下唇を横に広げて固定させた
何をしようとしているのか察した俺は顔を背けるが、逃げられない
燈矢はもう片方の手で俺の後頭部を抑えて、無理矢理正面を向かせた
「もう絶対手放さねェ…」
そう言って燈矢は俺と軽く口を合わせた
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冷夏(プロフ) - スイレンさん» コメントありがとうございます！いつもみてくださってありがとうございます😊！！これからも投稿頑張りますね💪！ (2023年1月18日 16時) (
レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
スイレン - 一周年おめでとうございます！毎日楽しみに見させてもらってます！無理のないように頑張ってください！お誕生日おめでとう！！！ (2023年1月18日 8時) (レス) id: 1465516475 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - コム＠ヘラ鳥推しさん» 1周年おめでとうコメありがとうございます！！！これからも執筆活動頑張ります！！👍👍 (2023年1月18日 0時) (レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - 月詠さん» リクエストありがとうございます！定番ですけどやってませんでしたね！！書きます！ (2023年1月18日 0時) (レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
コム＠ヘラ鳥推し(プロフ) - 茶、誕生日おめでとう🎁🎂💙 冷夏さん一周年おめでとうございます!!僕にとってNo.1の小説書きさん!!これからも頑張ってください! (2023年1月18日 0時) (レス) @page50 id: 3acc1adf96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷夏 | 作成日時：2022年10月10日 22時
