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すると、燈矢が心配そうに声をかけてきた
「ごめん、強くやりすぎたかな？大丈夫？」
『ん…』
燈矢は噛んだところを慰めるようにぺろぺろと舐めると、俺の体を持ち上げ、自分の膝の上に乗せた
力が入らずされるがままだった
「可愛いね、俺の、俺だけの、俺だけのA…ずっと一緒だよ、どこに行く時も一緒にいるからね、俺が守るから、守ってみせるから…俺のそばから離れないでね、お願い…」
燈矢は俺を強く抱きしめた
今日は一段と精神が安定していないらしい
「これで最後ね、痛いけど、我慢してね」
すると、今度はさっき噛み跡をつけた反対の方の首筋に噛み付く
『ぃ゛いた…』
1度燈矢は口を離し、切羽詰まった様子で俺の耳元で言った
「ごめんね、あと少し…」
そしてもう一度口を付けて、更に深く噛み付いた
プツッと音がして、血が流れる感覚がした、劈く痛みが体を走り、ぎゅっと燈矢の服を握る、そして、やっと燈矢が首元から顔を離した
「ごめんね、痛かったよね…すぐ治すから待っててね」
そういうと燈矢は俺の血が出ているところに舌を当て、じゅっと音を立てて舐め始めた
『ｯｯｯぅ』
濡れた舌が首筋を這って、快楽と痛みが複雑にまじり合う
「っはっ…終わったよ？鏡みて？」
そう言われて風呂場の鏡を見ると、そこには真っ赤な噛み跡が体の至る所に残っていた
『これ…』
「俺のものっていう印、消えそうになったらまた付けてあげるね」
燈矢の…印
俺は無意識に噛み跡を触っていた
まだ燈矢の唾液があって、指を離すと糸が引いていた
『……』
「あは、嬉しいの？可愛いね」
『ちがっ！そんなんじゃなくて！！』
「ふふ、ほんとに可愛い、好き、大好き、愛してるよ」
「Aに手を出すやつなんて、俺が許さないから」
チリッと、僅かに青い炎が出た
多分俺は、燈矢から逃げられない
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冷夏(プロフ) - スイレンさん» コメントありがとうございます！いつもみてくださってありがとうございます😊！！これからも投稿頑張りますね💪！ (2023年1月18日 16時) (
レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
スイレン - 一周年おめでとうございます！毎日楽しみに見させてもらってます！無理のないように頑張ってください！お誕生日おめでとう！！！ (2023年1月18日 8時) (レス) id: 1465516475 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - コム＠ヘラ鳥推しさん» 1周年おめでとうコメありがとうございます！！！これからも執筆活動頑張ります！！👍👍 (2023年1月18日 0時) (レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - 月詠さん» リクエストありがとうございます！定番ですけどやってませんでしたね！！書きます！ (2023年1月18日 0時) (レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
コム＠ヘラ鳥推し(プロフ) - 茶、誕生日おめでとう🎁🎂💙 冷夏さん一周年おめでとうございます!!僕にとってNo.1の小説書きさん!!これからも頑張ってください! (2023年1月18日 0時) (レス) @page50 id: 3acc1adf96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷夏 | 作成日時：2022年10月10日 22時
