44話 ページ46
俺は自分の過去と、少し前のカツキの同級生の言葉を思い出した
『……ｯ……俺はずっと前に……到底許されないことをした……
こんなの好きになるなら、カノジョとやらと一緒にいろよ！！同級生から聞いた…！それとも別れたのかよ……！』
するとカツキは俺をからかうかのように意地悪に笑った
「クソ髪とアホ面のことだろ？知っとるわボケ、勘違いに決まってるだろ」
俺はあっさりと真実を語られたせいで、頭が混乱した
『ぇ？……え？……』
「俺はずっと前からお前に惚れてンだよ、気づけやクソが」
俺は背中をズルズルと壁に引きずりながら床に座った
『ｯ……なんで……俺なんかに……』
泣きそうになって、膝に顔を埋める
「初めて会った時、一目惚れしたンだよ、テメェはどうなんだ」
俺はカツキに告白されて、ひとつ自覚したことがあった
カツキが好きだ
彼女が居ると聞かれた時、その彼女と言う存在に嫉妬してしまった
それくらい、カツキが好きだ
俺は顔を埋めながら答えた
『好き……』
するとカツキは俺の頭を掴んで、顔を上げさせた
「見たことねェ顔、テメェ今までキャラ演じてたな」
頭を掴んだ手は頬に滑り、そのまま顎を掴んだ
『ぅる……さぃ……』
そう言うと、カツキは俺に鼻がくっつくぐらい近づいた
「こっちのセリフだ」
唇に柔らかい感触が伝わる
こんなの初めてで、何をすればいいのか分からない
目をぎゅっと瞑り、離れるのを待った
「幸せにし殺したる、だから一生俺に着いてこい」
俺は目を開いて、カツキと目を合わせた
返事は1つしか決まってない
『俺も好きだよ……カツキ』
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冷夏(プロフ) - コム＠ヘラ鳥推しさん» コメントありがとうございます！！私もウキウキしながら書いてましたww。次回作も今年もよろしくお願いします！！ (2023年1月1日 16時) (
レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
コム＠ヘラ鳥推し(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 僕の中の爆豪がまんま現れてて最高でした！お疲れさまでした👏 そして次回作…このお話めっちゃ楽しみにしてたんでワクワクしながら年越しますね← 2022年お疲れさまでした！ (2022年12月31日 23時) (レス) id: 3acc1adf96 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - おいさん» コメントありがとうございます！かっちゃんなら結婚を前提にして告白しそうですよねww！いつもありがとうございます！ (2022年12月28日 19時) (レス) @page46 id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
おい(プロフ) - コメント失礼します！あまりのかっこいい告白？プロポーズ？にテンション上がりまくってしまいました！！更新楽しみにしています！！ (2022年12月27日 21時) (レス) @page45 id: cdba16656d (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - 雲隠れさん» 完全にやらかしました。教えて下さりありがとうございます😭 (2022年12月27日 20時) (レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷夏 | 作成日時：2022年11月16日 16時
