14話 ページ16
カチカチとした時計の音でさえ、気にしてしまう
今日は眠れない日だ、、、
俺は布団の中で目を閉じて、必死に眠ろうとした
ーーー
気がつくと朝だった
『、、、結局眠れなかったな』
昔からこうだった
思い悩んで、気づいたら朝、もう慣れた、だけど、やっぱり辛いものは辛かった
俺はベッドから出て洗面台に向かった
鏡を目の下に若干のクマが出来ていた
『はぁ、、、』
俺は大きくため息をついて、戸棚からクマを隠すためのコンシーラーを取り出した
こんなんじゃ仕事にならないな、、、
俺は顔を洗いながらそう思った
ーーー
事務所に行くと、サイドキックが既に出勤していた
「おはようございます、、あれ？なんか疲れてません？」
『そりゃヒーローは疲れるだろ』
俺はそう誤魔化すと、ササッと着替えてパトロールに出た
本屋の前には赤本や高校の過去問がびっしりと並べられており、受験シーズンが控えていることを知らせていた。
中には雄英高校の過去問もあった
そう言えば雄英って偏差値70超えてるんだっけか
さすが日本でも有数のヒーロー育成高校だな、、、
なんとなくそう思っていると、見慣れた学ランがあった
『あ、愛想悪いガキ』
「アﾞァ！？」
やっぱり愛想悪いな、、、一応助けたつもりなんだが、お節介だったか
、、、まぁ、反抗期って言う時期か、なら仕方ない
そう自問自答していると、ふと、そいつの手に雄英の過去問を持っていることに気がついた
『お前、雄英受けるの？』
そう聞くと、その少年は俺を睨みつけたまま答えた
「テメェには関係ねェ」
『、、、おー』
俺はそれだけ答えると、その場を離れようとしたとき、別の方向から中学生の人の声が聞こえた
「おーいカツキ！ってあれ！？アルフレッド！？！？えぇ！？なんで一緒にいるの！？」
「チッ、、、うっせぇな、俺はもう帰る」
そう言ってカツキと呼ばれている名前気な中学生は、ドスドスと帰って行った
「サインいいですか！？」
『、、、いいけど』
俺はそう言って色紙を差し出されると、サラサラと名前を記入した
すると中学生は嬉しそうな表情をして、お礼を言いながら去っていた
『あいつ、カツキって言うのか、、、』
俺はそう呟きながら、事務所に戻った
ーーー
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冷夏(プロフ) - コム＠ヘラ鳥推しさん» コメントありがとうございます！！私もウキウキしながら書いてましたww。次回作も今年もよろしくお願いします！！ (2023年1月1日 16時) (
レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
コム＠ヘラ鳥推し(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 僕の中の爆豪がまんま現れてて最高でした！お疲れさまでした👏 そして次回作…このお話めっちゃ楽しみにしてたんでワクワクしながら年越しますね← 2022年お疲れさまでした！ (2022年12月31日 23時) (レス) id: 3acc1adf96 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - おいさん» コメントありがとうございます！かっちゃんなら結婚を前提にして告白しそうですよねww！いつもありがとうございます！ (2022年12月28日 19時) (レス) @page46 id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
おい(プロフ) - コメント失礼します！あまりのかっこいい告白？プロポーズ？にテンション上がりまくってしまいました！！更新楽しみにしています！！ (2022年12月27日 21時) (レス) @page45 id: cdba16656d (このIDを非表示/違反報告)
冷夏(プロフ) - 雲隠れさん» 完全にやらかしました。教えて下さりありがとうございます😭 (2022年12月27日 20時) (レス) id: 0d9cd0d586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷夏 | 作成日時：2022年11月16日 16時
