相澤先生と一緒に住んでる女の子が雄英高校に入学しました・続【爆豪勝己】 (ページ8)

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今日は爆豪君と切島君との勉強会

ファミレスで待ち合わせをする

「お、疾風！こっちこっち！」

『あ、切島君おはよう……爆豪君も』

「ﾁｯ、遅せぇよ金髪女」

すぐ舌打ちするなこいつ

私は切島君の隣に座った

『遅いって…約束10分前だけど？』

「ごめんな！俺ら先にここで昼食ってたからさ！」

『いいよ、大丈夫』

さっそく勉強を開始した

主に爆豪君が教えるらしく、私は私で勉強をする

「あ～…全くわかんねぇ！」

『？、どこ？』

「ここなんだけど……！？」

『あぁ、ここは…』

切島君のノートを見る為、体を寄せ覗き込む

『…ってことで出来ると思うよ………切島君？聞いてた？』

「え！？あ、お、おう！聞いてた聞いてた！」

なんで顔赤いんだ…？

ﾊﾞｺﾝｯ

「ってぇ！！」

「キモイ顔してんじゃねぇぞクソ髪」

『ちょっと爆豪君、うるさい』

「あぁ！？」

爆豪君は突然、丸めた教科書で切島君の頭を殴った

なにをそんなイラついてるんだ…？

「おい金髪女」

『…なに？』

もう名前についてはつっこまないぞ

「ここ間違ってんぞ」

『え、うそ』

あ、ほんとだ…よく見ると間違ってる

『…ありがと』

「ケッ、甘ぇんだよ」

なんっでそう一言余計なんだ…

でも、ちゃんと私のも見てくれてるんだな…

数時間後、勉強会が終わった

「2人とも今日はありがとな！じゃ、俺こっちだから！」

『ばいばい。爆豪君はどっち？』

「お前は」

『え、こっちだけど…』

指をさせば、爆豪君はそっちの方へ歩き出す

あれ、方向同じなのか…

『……』

「……」

どこまで一緒なんだろうか…というか、なんで隣歩いてるんだ…

数分後、私は家に着いた

『えっと…じゃあ、私ここだから…』

「そーかよ」

そう言って爆豪君は来た道を戻って行った

え、こっち方面じゃないの！？

『…あ』

送って…くれた？

え、あの爆豪君が？なんで？

『ば、くごう君…ありがと…！』

「うっせぇ！さっさと家入れ金髪女！！」

なんなんだあの人…

ｶﾞﾁｬ

「A？」

『あ、消太さん。ただいま』

「おかえり……今の声、爆豪か？」

『あ、うん…勉強会の帰りに送ってくれたみたいで…』

「へぇ…あいつもそんなとこあんだな」

『…そだね』

なんだなんだ、なんかムズムズする

くすぐったいような…あったかいような…

ふと、頭に温もりを感じた

「あんま思い詰めるなよ。お前最近おかしいし」

『消太さん…ありがと』

色々悩んでたのバレてたか…さすが