相澤先生と一緒に住んでる女の子が雄英高校に入学しました・続【爆豪勝己】 (ページ41)

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「A、荷物は大丈夫か？」

『うん、必要な物は全部持ったよ』

8月中旬、私は荷物をまとめて雄英の寮…

¨ハイツアライアンス¨へ来た

「でけー！」

「恵まれし子らのー！」

「とりあえず1年A組、無事にまた集まれて何よりだ」

「皆許可降りたんだな」

「私は苦戦したよ……」

「フツーそうだよね……」

「二人はガスで直接被害に遭ったし、爆豪と疾風さんは連れ去られたもんね」

『お騒がせしました…』

「無事集まれたのは先生もよ、会見を見た時は居なくなってしまうのかと思って悲しかったの」

そういえばそうだった。なにも処分とかなかったのかな？

「……俺もびっくりさ、まァ……色々あんだろうよ

さて！これから寮について軽く説明するがその前に一つ。当面では合宿で取る予定だった¨仮免¨取得に向けて動いていく」

仮免……そうだった忘れてた…

「大事な話だ、いいか…

轟、切島、緑谷、八百万、飯田

この5人はあの晩あの場所へ爆豪、疾風救出に赴いた」

「…ケロ…？」

「……」

皆の反応からして……一応把握はしてたみたいだね

「その様子だと行く素振りは皆も把握していたワケだ

色々棚上げした上で言わせて貰うよ

オールマイトの引退がなけりゃ俺は爆豪・疾風・耳郎・葉隠以外全員除籍処分にしてる」

『！』

除籍、処分……

「彼の引退によってしばらくは混乱が続く……敵連合の出方が読めない以上今雄英から人を追い出すわけにはいかないんだ

行った5人は勿論、把握しながら止められなかった12人も理由はどうあれ俺達の信頼を裏切った事には変わりない

正規の手続きを踏み、正規の活躍をして信頼を取り戻してくれるとありがたい

……以上！さっ、中に入るぞ元気に行こう」

いやこの話の後で元気はさすがに無理あるよ

雰囲気はもうすっかりお通夜モード

「……来い」

「え？何やだ」

突然、爆豪君が上鳴君を呼び出した

2人は茂みの方へ行くと、なぜな上鳴君の放電が

「ウェウェ〜ィ」

「ぶふっ」

いやどうした

「切島」

「んあ？」

今度は切島君か？と思いきや爆豪君が差し出したのはお札数枚

「え怖っ、何カツアゲ！？」

『爆豪君さすがにカツアゲはちょっと…』

「違ぇ、俺が下ろした金だ！小遣いはたいたんだろ」

「あ……え！？俺が暗視鏡買ったのどこで聞い……」

「いつまでもシミったれられっとこっちも気分悪ィんだ、いつもみてーに馬鹿晒せや」

あ…雰囲気が和んだ…

なるほどね

『いーとこあるね、君』

「うっせ黙れ」